東京都板橋区にて、歌舞伎・能楽・文楽・浄瑠璃・古典芸能・近代演劇に関する書籍を多数お譲りいただきました
東京都板橋区で古典芸能、近代演劇、西洋美術史、日本近代史にまつわる書籍を多数お譲りいただきました!
ありがとうございます。
古典芸能と申しましても多くのジャンルが存在いたしますが、今回の買い取りでは1950年代から現在にかけて歌舞伎や義太夫、文楽を中心とした人気の根強い書籍ばかり
画像ではほんの一部の紹介になってしまいますが、名人といわれ、その女形姿は今や伝説となっている六代目・菊五郎に関するもの、また歌舞伎作者の岡鬼太郎に関するものなどなど、歌舞伎ファンに限らず、興味をそそられるタイトルが並びます。
松井須磨子が表紙の「明治演劇史」は、文明開化期の近代演劇揺籃期を細かに辿った労作で、壮士演劇、新派の台頭、千歳米波、川上貞奴など日本初の女優と呼ばれる人々が歩んだ激動の時代を詳しく知ることができます
そして、古典芸能の他にも日本映画の関するものも多数ありました
小津安二郎、成瀬巳喜男など監督に関する評伝、画家・池部均の息子で岡本太郎のいとこでもある俳優の池部良(エッセイ「そよ風ときにはつむじ風」もオススメ!)、今なお多くのファンを魅了する女優・原節子、李香蘭こと山口淑子の評伝もあります!!
原節子は「永遠の処女」といわれ映画女優の代名詞として君臨していながらも若くして引退、一方、李香蘭は戦中戦後の動乱のなかを生き抜き、山口淑子、シャーリー・山口、大鷹淑子など、映画女優からタレント、はたまた議員を務めるなど、生涯現役として活躍。彼女の数奇な生涯は劇団四季のミュージカル「李香蘭」、沢口靖子や上戸彩主演でドラマ化された番組などで有名です。
ぜひ、お手に取っていただきたい一冊でございます
こばちゃん
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