2017年4月14日

[ミニシアター系]「トータル　アキ・カウリスマキ　DVD-BOX」を千代田区神田東松下町にて買い入れました

アップリンク製の映画はハズレはほとんどないですね。
今回お譲りいただいたのは私が好きな映画監督ランキング上位の「アキ・カウリスマキ」のDVD-BOXです。

映画の本質といえば「セリフが少なく見るだけでわかる」ですが、この監督は本当によく映画の本質をとらえている方だと感じます。
映画全体を通して登場する冴えない人々をアキ・カウリスマキのタッチによって描かれると、その冴えない登場人物たちにいつの間にか感情移入をしてしまいます。

感情移入といえば、彼の作品の登場人物は基本的に無表情で映画自体もセリフが少なく、現代的かというよりはむしろサイレント映画のような雰囲気の作品が多いのに登場人物に感情移入というのも変な話なのですが、それがどうやらまんまと術中に落ちているようなのです。

あと、彼の作品の特徴として自分の映画の世界観にあった役者を使うため「カウリスマキ・ファミリー」という役者を抱えています。
カウリスマキ映画、といえば「ラヴィ・ド・ボエーム」「パラダイスの夕暮れ」「レニングラードシリーズ」お馴染みのマッティ・ペロンパーという口ひげが特徴の俳優がいます。
とても特徴のある個性的な演技の俳優なので、ぜひ映画を実際に見てご確認ください＾＾

ヨシダ

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