江東区東砂で【即日出張買取】!!心理学・精神医学療法の本をお譲りいただきました!
江東区東砂で、心理学・精神医学療法の本を即日出張買取をさせていただきました!
ありがとうございます♪
興味をひかれるのが、
岡田 康伸『箱庭療法の展開』誠信書房、1993年
日本臨床心理士会のHPによると、箱庭療法とは、
「セラピストが見守る中、クライエントが自発的に、砂の入った箱の中にミニチュア玩具を置き、また砂自体を使って、自由に何かを表現したり、遊ぶことを通して行う心理療法」で、「自己啓発の目的から神経症、心身症、パーソナリティ障害などにみられる心理的課題まで、幅広く用いられて」いるそうです。(http://www.jsccp.jp/near/interview3.php 20170407アクセス)
本書にも、その実例がいくつか紹介されています↓
多様な表現があって面白いですね~!
本書によれば、箱庭療法は、ローウェンフェルト女史(Margaret Lowenfeld, 90-1973)によって発案された遊戯療法「世界技法(The World Technique)」をもとに、カルフ女史(Dora Kalff, 1904-1990)がユングの分析心理学を加味して発展させたものだそうです。
カルフはこの療法をSandplay therapy(独:Sandspiel)と命名しましたが、これを1965年に日本に紹介した河合隼雄(1928-2007)は、直訳の「砂遊び療法」ではなく「箱庭療法」と翻訳しています。
本書はその理由を、「日本には昔ながらの箱庭遊びがあったから」(同書5-6頁)ではないかと推測し、その例として1933年の国語教科書を掲載しています。
なんともレトロで可愛らしいページです(*´ω`*)
「昔の人は、[…]このような遊びによって、精神衛生を保っていたのかもしれない。」(同書6頁)という指摘は面白いですね
ちなみに以前、「龍安寺監修の枯山水キット」なるものが発売されたことを知り、そのお値段(4000円ほど)にお高い(゜□゜)Σ…!と思ってしまいましたが、これも心理療法と思えばいいお買い物かもしれませんね
By クラニャン
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