洲之内 徹『洲之内徹が盗んでも自分のものにしたかった絵』、PC技術書、美術展図録、画集、電子回路の本を東京西部でお譲りいただきました!
八王子市久保山にて、PC技術書、美術展図録、画集、電子回路の本をお譲りいただきました!どうもありがとうございます(>▽<)
くまねこスタッフは見逃せない一冊がこちら。↓
洲之内 徹『洲之内徹が盗んでも自分のものにしたかった絵』、求龍堂、2008年
美術エッセイスト、画商の洲之内徹(すのうちとおる 1913-87年)の個人コレクションを紹介した本書。洲之内氏は、『芸術新潮』に連載した「気まぐれ美術館」が好評を呼び、青山二郎や小林秀雄から高く評価されたことで知られます。
同氏は銀座の「現代画廊」店主として活動しながら、眼にかなった作品は売らずに手元に残しました。それらは現在、「洲之内コレクション」(全146点)として宮城県美術館に所蔵されています。
本書は、同コレクションの作品について洲之内が書き残した言葉を収めています。
表紙にもなっている長谷川潾二郎《猫》(宮城県美術館所蔵)にまつわるエピソードは有名なのでご存知の方も多いかも?
「『猫』の絵だけは、六年前にもう完成していた。私は譲ってくださいと頼んだ。 すると長谷川さんは、まだ髭がかいていないからお渡しできませんと言った。…『では、ちょっと髭をかいてください』と、私は重ねて頼んだ。すると長谷川さんはまたかぶりを横に振って、…猫は冬は球のように丸くなるし、夏はだらりと長く伸びてしまって、こういう格好で寝るのは年に二回、春と秋だけで、だからそれまで待ってくれ、と言うのであった。」(本書99頁より)
面白いやり取りですよね~長谷川潾二郎の仕事に対する姿勢と人柄が伝わります(*´ω`*)
そのほかにも、靉光、青木繁、浅井忠、池田満寿夫、井上肇、梅原龍三郎、恩地幸四郎、木村荘八、北脇昇、小島善三郎、中村彝、難波田龍起、浜口陽三、松本竣介、村山槐多、安井曾太郎、萬鉄五郎…そうそうたる画家の作品が紹介されます
これらの作家は、くまねこ堂でも買い取りを行っております。
ご自宅に眠っている作品がございましたら、ぜひご用命くださいませ(*^-^*/
By クラニャン
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