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【新潮日本文学アルバム 全71巻・別巻4巻】新潮社
第63巻「大佛次郎」
(1897年10月9日 – 1973年4月30日)
日本の作家。神奈川県出身、東京帝国大学卒。本名は野尻 清彦(のじり きよひこ)。鞍馬天狗シリーズなど大衆文学の作者として有名な他、歴史小説、ノンフィクション、さらには新作歌舞伎や童話などまでを幅広く手がけた。作家の野尻抱影(正英)は兄。Wikipédia
”だいぶつ じろう”と読んでしまいそうですが、”おさらぎ じろう”です
由比 浜人
阪下 五郎
安里 礼次郎
流山 龍太郎
八木 春泥
白馬亭 去来
須田 紋太郎
浪子 燕青
元野 黙阿弥
瓢亭 白馬
清本 北洲
田村 宏
三並 喜太郎
吉岡 大策
赤松 繁俊
高橋 益吉
浄明寺 三郎
赤城 和夫
これら全て、大佛次郎が使用していたペンネームの数々です。
1923年、「ウィリアム・ウィルソン」からヒントを得た『隼の源次』を発表。この時に初めて、当時鎌倉市長谷の大仏の裏手に住んでいたことに由来する”大佛次郎”のペンネームを使い、以後これが氏の主なペンネームとなりました。
大佛次郎といえば、そう『猫』です!
猫を生涯の伴侶と言うほど、大の猫好きだった作家大佛次郎。猫を題材とした多くのエッセイや、小説、童話を残しており、『赤穂浪士』に登場する上杉家家老千坂兵部も猫好きの設定にしています。
「スイッチョねこ」は「珍しく(他人から依頼されて)書いたものではなく(自発的に)生まれたものだった」「私の一代の傑作」と語り、自身の最も愛した童話だそうです。
野良猫を含め面倒を見てきた猫の数はなんと500匹を下らないとか
猫を5匹までにすることや、猫に対して贅沢をさせないことを遺言で残しましたが、残された夫人も夫の影響で猫好きになっており、遺言は守られなかったようです。
夫人が亡くなった後、残された猫たちは、大の猫好きお手伝いさんによって貰われていったといいます
新潮日本文学アルバムの表紙でも、ちゃんと猫を抱っこしていますね
横浜市にある大佛次郎記念館では2017年7/13(木)~11/12(日)まで、大佛次郎生誕120年記念「大佛次郎と501匹の猫」が開催されています
「猫は生活になくてはならない優しい伴侶」エッセイ「黙っている猫」より (素敵!)
「来世は猫だ」エッセイ「ホテルの猫」より (YEAR!)
「うろろろ、ろあん!」エッセイ「新しい家族」より (??!)
コロスケ
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