市川市在住のお客様から、日本映画DVD、映画パンフレット、デザイン書、食器をお譲りいただきました
お譲りいただきました中には寺山修司関係の書籍がございました!
寺山修司といえば今でも根強い人気を誇る作家ですが、作家のほかにも映画監督、写真家など多くの顔を持ち、どの世界においても独自のカラーを主張して、それが成功した稀有な人物といえるでしょう。
寺山作品の書籍では「家出のすすめ」「誰か故郷を想はざる」などがオススメですが、こちらの『寺山修司の仮面画報』もヴィジュアル的に超オススメです!
寺山が自らカメラを執った写真集「犬神家の人々」(1975年刊)は、今でも人気が根強く、くまねこ堂でも売れ筋商品になっております!
寺山修司は劇団・天井桟敷を通して、若手であった横尾忠則、宇野亜喜良などの後の大物たちと一緒に仕事をし、素晴らしい仕事を残しています。
そこで60~70年代に花開くのが新宿を中心とした日本アングラ文化だったのです!
寺山よりも過激な印象が強い状況劇場の唐十郎と共に人気を二分し、「青森県のせむし男」「毛皮のマリー」などなど伝説的な戯曲を書き上げ一時代を築きます。
(※唐十郎の著書では「わが青春浮浪伝」がオススメ)
そして映画方面では短編の実験映画のほか、人力飛行機舎を立ち上げてたのちatg(アートシアターギルド)の配給を受けて「書を捨てよ、町へ出よう」「田園に死す」「草迷宮」などなどの名作も手掛けましたが、オススメするテラヤマ映画はなんと言っても「田園に死す」!!
あのオープニングに使用される ♪賽の河原に集まりし~(以下、自主規制)
という強烈な歌詞の「こどもぼさつ」という歌が耳にこびりついてしまう名作です。
くまねこ堂では寺山修司やアングラに関する書籍、DVD、レコード、原稿、ポスター、画集などもお取り扱いさせていただいております!
こばちゃん
お問合わせ・買取のご依頼
お問合わせ・ご相談は無料です。お気軽にお問合せ下さい。