【遺品整理・遺産整理のご依頼】美術展図録、展覧会図録、伊藤若冲、長谷川等伯、アニメCD、主題歌CD、植木等、昭和歌謡、リトグラフ、絵画を買受け@世田谷区上野毛より
「大日本帝国陸海軍 軍装と装備」(潮書房1972年・中田商店2010年)の1・2巻をお譲りいただきました!
中田商店といえばミリタリーマニアには広く知れ渡った名店で、上野アメ横には店舗も構えられていますね。
本書は軍服や軍装品が写真とともに事細かく網羅されており、それはそれは圧巻です!!!
私は特にミリタリーマニアではありませんが、あまりのマニア書っぷりに思わず引き込まれてしまいました。ミリタリーマニア永遠のバイブル書なのではないでしょうか?
当くまねこ堂では古本ばかりではなく骨董も扱わせていただいており、軍服や大礼服、軍装品が入荷されることも多いので、形や階級の特定に難儀すること幾たび…
襟章の星ひとつ、あるいはライン一つ見落としただけで階級が全く違ってしまいますので、軍服や軍装品の検品時はより集中しなければなりませんが、そんな時にこの2冊があればこれらの商品について特定することができますね!
1、2巻とも図鑑の形式となっておりますが、特に2巻は明治から昭和20年までの写真を数多く使用しており、私が気になったのは明治時代に撮影された中国の人々の軍装写真。
以前観たことがある新東宝映画の伝説的ヒット作品「明治天皇シリーズ」のいずれかの作品の一場面で、清国(中国)軍との戦闘場面が描かれていたのですが、清国軍の軍装が中国の伝統衣装のような形だったので、イメージ通りの清国人を描き出すために誇張したような衣装を身につけさせて映画撮影をしたんだろうなぁ、新東宝らしいなぁ~と思っていたのですが、なんと日清戦争時代の清国の軍服は伝統衣装のような様式は事実だったんですね!?大蔵貢さんおみそれいたしました。
また韓国や朝鮮の軍装写真とされている図録も掲載されておりますが、こちらはどうしたことか戦闘向けではない、いかにも動きにくそうな装いですね~。
これは将校などのみで、前線で戦う兵士の軍服は別にあったのでしょうか?ちょっときになるところです。
それにしてもマニア商材はなんにしても奥が深いですね~、色々と勉強になりました!
byこばちゃん
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