海軍兵学校生徒の休暇日記(昭和初期)
古書の買い取りで一緒に入ってきた、こちらの1冊の冊子。
中を開いてみると、海軍兵学校の生徒さんが
昭和5年から昭和8年にかけての夏季・冬季休暇時に書いた日誌でした。
要するに、夏休みと冬休みの、日記の宿題というわけですね。
毎日きっちりと書かれており、先生による赤字の添削も所々にあります。
海軍兵学校は、ウィキによれば受験年齢は16歳から19歳だったそうですから、
このノートの持ち主様は当時今の高校~大学生くらいのご年齢だったのでしょうか。
日誌に目を通してみますと、休み中も柔道や馬術に励み、
読書にいそしみ孫子などを学び、真剣に国の行く末を憂える姿がありました。