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ご挨拶が続いてしまいますが、先日の御茶ノ水ソラシティ古本市にお越しいただいたみなさま
ありがとうございました。shine.gif

わたしは初日と最終日に店頭におりました。
くまねこ堂ブースの台にびっちりと詰まった商品に目を光らせるお客さま何人からか
「目がちかちかしちゃうね~(笑)」とお声をいただきました(申し訳ございませんemoji204.gif)が、
乱雑な山のなかからお目当てのもの、もしくは知らなかったけれど気になるものを掘り出すのも宝探しのようで楽しいですよね。
普段も古本市が開催されている横を通ると必ず見てしまいます。

ネットには目的のものが瞬時に見つけられる便利さがありますが、
それとは別に偶然の出会いの魅力も忘れることはできないなぁと感じます。
(撤収の際、しっかり一冊購入…bye01.gif

ソラシティ古本市ではCD、DVDの均一コーナーが大盛況で、まとめ買いされる方が続出!でしたが、
書籍のコーナーも充実していましたよnezumi02.gif

中でもサブカルチャーや音楽、ファッションにかんする書籍を中心に並べておりまして、
品出しの際に中を見てみたくなってしまうものもたくさんありました。

 

本日ご紹介する本もそれと関連したものです。

アクロス編集部「ストリートファッション 1945‐1995―若者スタイルの50年史」(1995年、PARCO出版)

1977年以降、現在も継続してストリートファッションの調査・研究を続ける「ACROSS」が
戦後50年の若者のストリートファッションの記録を系統的に収めた一冊です。

この本には時代背景やファッションアイテム・スタイルの説明とともに
数多くのスナップ写真が掲載されていますが、それらはすべて「その当時路上で撮影された写真」だそうです。
被写体である本人やその服装以外に写り込んだ背景からも各時代の雰囲気や生が漂ってきます。

新宿駅東口でシンナーを吸う「フーテン族」(写真:毎日新聞社、1971年)
(余談ですが永島慎二の「フーテン」も好きです)

「リサイクルスタイル」と名付けられた女性(写真:アクロス編集室、1993年)

すでに初版発行から20年以上経過していますが、さらに何十年後にはより貴重な資料となっていそうですね。
ちなみに「ACROSS」は現在も毎月路上へ出て調査を行っており、そこで撮影されたスナップやインタビューをウェブで公開されています。

2018年現在のストリートファッションは、未来に生きる人びとの目にどう映るのでしょうか…(-.-)

 

上村hamster_7.gif

 


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