武術、武道書等を多数お譲り頂きました!◎東京都町田市のお客様より
新年が明けましたね!
寒い日が続いておりますが、冬の空は独特の透明感があって大好きです。
先日、町田市へ買取りに伺ったお客様から武術系の本を多数お譲り頂きました!ありがとうございます!
お譲り頂いた本の一部です。
武道を専門にされている方の言葉はいつだって熱いですね!
かくいう私も高校では空手道部、大学は弓道部に在籍しておりました。
空手部に入部して初めての練習の後は人生初の、信じられない程の筋肉痛で、3日間は歩くことはおろか、普段の生活においてもまともに動けなかったのをよく覚えています。
その時に初めて武道というものに触れたのですが、こんなにも普段使わない筋肉をフル稼働するのかと思いました。そして、空手における「身体の使い方」というものを徹底的に叩き込まれたのです。
その後、大学で弓道を始めた時、空手道、そして茶道、書道、華道に至るまで、「道」と付くものはすべて身体の動かし方がほとんど一緒なのだと理解しました。
弓道には矢をつがえ、弓を射るまでの一連の所作を表わす「射法八節」というものがあります。
「1.足踏み、2.胴造り、3.弓構え、4.打起し、5.引分け、6.会、7.離れ、8.残心」という、身体を整えて矢をつがえ、弓を射って終わるまでの一連の動作を表わすものです。
この「節」というのは竹の節を表しており、この一つ一つの節を丁寧に正確に積み重ねたものが、やがて一本の立派な竹になる、つまり良い「射」が出来るとされています。
私が本当に実感して驚いたのは、この弓を射る、という、見た目は至極単純な動作の中に、とんでもない情報と技法が含まれていたことです。
人間の身体の中には力が無理なく自然に流れる「位置」と「角度」そして「呼吸」があります。この要素を上手くコントロールすることにより、「最小の力」で「最大の効果」を発揮できます。
弓矢を使い、弓の持っている反動力を最大限に生かすためには、筋肉で力任せに引いてもそのポテンシャルを引き出す事は出来ません。私はよく先輩から「骨で引け」と言われました。これは経験を重ねていくと本当によくわかる例えだと思っています。
空手も一緒で、特に組手の試合などは、無駄な動きと不要な力を使い続けていると試合時間中にバテて話になりません。世が世なら真っ先に殺されるでしょう。相手に悟られない最短の距離と力でで拳と蹴りを繰り出し、敵を仕留めるのです。
しかし、こんなことをつらつらと言っておきながら私は専門家ではないので自分の経験からでしか申し上げられないのですが、それでもやはり、武道を嗜む機会があったことは本当に貴重でした。
いずれまた、この続きをお話出来たらと思います。
ふうき
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