江戸の医学についての本が入荷しました!
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先日入荷してきた本の中に気になるものを見つけましたのでご紹介します。
「まるわかり 江戸の医学」
今でこそ様々な病気の治療法が確立されてきましたが、それ以前の人々はどうしていたのか。少し気になりませんか?
日本の医療の歴史、現代につながる文化の誕生などなかなかに興味深いです。
疫病や性病、様々な病気が蔓延している(しかも原因や対処法も分からないものが多い)中でもたくましく生き延びてきたわけですから、現代に生きる私たちも負けてはいられませんね。
医学には東洋医学、西洋医学とありますよね。現代の医療に通じる西洋医学が日本に受け入れられ発展したのがこの江戸時代です。
江戸時代は希望すれば誰でも医者になれる時代でした。教育制度も整っていないうえ医師免許も必要ない時代、独学で勉強して「今日から私は医者です」なんてことも普通の事だったようです。…現代ではとても考えられませんがそれが当たり前の時代だったんですね
ですが現代にも通じる部分も多く残っています。
これからの季節、気をつけなければいけないのは[熱中症]ですよね。
江戸時代では[霍乱](かくらん)と呼ばれていたそうです。江戸時代でも現代同様の対策として高温多湿な場所に長時間いるのは避けたり、水分補給をするなどの対処は確立されていたようです。
それにプラスして食事の改善によって夏の暑さに打ち勝つ体力をつけること、それが熱中症対策にもなるという考え方が生まれました。代表的なものが[土用の丑の日にウナギを食べる]です。さらに飲料では麦茶や甘酒なんかも人気だったようです。ミネラルや栄養の高いもの。江戸時代にミネラル分などは知られていなかったようですが、人々は知らずとも体感で効果を感じとっていたようですね。夏の定番として今でもその習慣が続いているのはすごいことですよね。
江戸時代の民間療法です。まだまだ医療が未発達で気軽に医者にかかれない時代でもありましたから、先人たちの知恵ですね。
今にも受け継がれているものはありますよね。風邪の時には生姜で体をあっためるとか。喉が痛い時にははちみつ大根とか…意外と使えます
また、肉食文化も江戸時代が始まりです。
それまでの日本では4本足の動物を食べることは汚らわしいこととしてタブーだったのですが、江戸時代になり養生食としての肉食が密かなブームとなりました。この時代、獣肉は薬だったんですね
でも確かに元気なお年寄りはお肉を食べているとか、ありますもんね。食べ過ぎは良くないのでしょうが、健康には適度に肉も必要という事ですね。
江戸時代の人々に感謝です。今の私の生活にお肉なしなんて考えられませんので(笑)
江戸時代から現代に通じている部分を中心に切り取ってみたのですが(医者にかかるというよりは民間療法的な部分だけになってしまいましたが)、現在の医療と比べてみても様々な発見がありそうです!
今はますます医療に対する関心が高まっているように思いますので、少し自分なりに考えてみるいいきっかけになりました
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クウスケ
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