日本の文化!浮世絵!
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最近はにわか雨が多いですね。降らないと思っていたら急に降ってきたり、降ると思って傘をちゃんと準備してるときは降らなかったり…私は圧倒的に前者なんですけど(笑)
ちょっと憂鬱になることもありますが雨の後は空気がきれいになりますから、プラスに捉えていきましょう!
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皆さんは[浮世絵]についてどれくらいの知識がありますか?
世界に誇る日本の文化ですが、ちゃんと知っていると言える人はどのくらいなのでしょう。お恥ずかしながら自分はなんとなくイメージできる絵が少しと、葛飾北斎という人が有名なことくらいしか分かりません…
もっと自国の文化ついてちゃんと知りたいという方に、こんな本はいかがでしょうっ!
「知識ゼロからの浮世絵入門」
まず浮世絵と聞いて思い浮かべるもの…
北斎の冨嶽三十六景や写楽の江戸兵衛などでしょうか。
そもそも浮世絵にはどんな種類の絵があるのでしょう?時代の流れとともに人気のテーマも変わっていきます。
浮世絵史を通じて人気のあるテーマが美人画と役者絵です(初期のころからあるテーマです)。そこに加わる形で武者絵、戯画、物語絵なども現れ、寛政期(1789~1801年)には相撲絵が美人画、役者絵に続く人気絵となり、天保期(1830~1844年)には風景画が一つの分野として確立されていきました。幕末には風刺画も盛んに描かれるようになったようです。
浮世絵の始まりは版本の挿絵だったのですが、絵師たちの努力により絵が主体の版本も出版され、やがては一枚絵として鑑賞されるようになっていったのです。
浮世絵って元から一枚絵ではなかったんですね。本から進化していった形のようです。
最初は墨摺りの木版画でそこから筆で色を付け始め、18世紀中頃に紅摺絵が生まれ、それまで墨摺り絵に筆で着色してたものから、摺る段階で色をつけれるようになり短時間で安定的に出来るようになったようです。色が付く事により一気に華やかになりますよね!私たちの思い浮かべる浮世絵という感じです!
鑑賞用だけかと思いきや、実用品、さらにはなんとおもちゃにまで浮世絵は使われていたのです!
柱絵と呼ばれるものは一般庶民が気軽に部屋の柱に飾れるタイプの浮世絵、団扇絵はその名の通り団扇に貼られるために描かれた浮世絵と、結構生活に身近な存在としてあったようです。
おもちゃとしての浮世絵はカルタや双六、他にも組み立てて遊ぶ組み立て絵、現代でいうクイズの様な判事絵なんかもあります!…判事絵は普通に面白いですね
まだまださわりの部分でしたがそれだけでもちょっと興味がそそられました!
少しずつ浮世絵師についても知っていけたら面白そうです
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クウスケ