昭和初期の日本各地の名所をご紹介
こんにちは。いつもくまねこ堂ブログをご覧いただきありがとうございます。
ここ最近は何といっても暑いです。前々から暑いとは申して参りましたがこの頃はことに暑いです。気温30℃超えの日が続いており、日中もちょっとした作業をするだけで全身に汗をかいてしまいます。(体質もあるのでしょうが。)部屋の中にいてもぼーっとしている時間が増えた気がします。
さて、今回ご紹介する本は、小学生を対象にしたものではあるのですが、大人でも読み応えのある一冊です。自粛生活が続く中で、旅行など滅多に行けたものではないと思われます。そんな今だからこそ殊更に興味を惹くものではないでしょうか。
今回ご紹介する本は、昭和4年(1929年)発行の、「日本一周旅行(小学生全集29)」です。
当時の日本(台湾、朝鮮、樺太、関東州、南洋諸島を含む)各地の名所を紹介してゆく形式で、日本地理をさっぱりわかっていないであろう小学生に向けているので、簡単な説明と、所々に画が挿し込まれています。
東京では日本橋、東京駅、亀戸、大島、小笠原諸島が紹介されています。一部をご覧に入れます。
他にも色々とございますが、台湾などは詳しい方が少なかろうと思いまして、ご紹介したいと思います。
ちなみに、取り上げられているのは、台北、新高山、蕃界境です。
蕃界境というのは、当時台湾には外から来た人を殺そうとするような民族が残っていて、そのような人たちを生蕃と呼んでいたそうなのですが、彼らの暮らしている土地の境界のことで、そこには鉄条網が張られていたということです。
以上いかがでしたでしょうか。私は読んでみて、有名なところでも知らない情報がかなりあったので、大変勉強になりました。
先日、大田区のお客様より大理石(ドーム製)、戦前のカメラ(カールツァイス)などをお譲りいただきました。ありがとうございます。
現在くまねこ堂では新型コロナウイルス感染症対策を最大限講じつつ、古本・骨董の買取を行っております。買取ご希望のお品物をお持ちの方は、是非お気軽にご相談ください。
以上、拙い文章でしたが、お読みいただきありがとうございました。
赤尾
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