占いやおまじないは信じますか?🔮🌠
こんにちは。いつもくまねこ堂ブログをお読みいただきありがとうございます。
この調子だと九月に入ってもセミは鳴いているんじゃないかという元気っぷりですね。年々暑い時期が延びているので、まだまだ気が抜けません。皆様も熱中症などにはくれぐれもお気を付けてくださいませ。
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突然ですが、皆様は占いやおまじないを信じるタイプでしょうか🔮。はたまた、絶対に当たらない!と思うタイプでしょうか。誕生日占いは信じるけれど星座占いは信じない、とか、手相占いは信じるけれど夢占いは信じない…など、「これはいいけどこれはダメ」というこだわりを持った方もいらっしゃいますよね。(血液型占いは、今は信じる人が少なくなったように感じます。)
同じように、おまじないも、ひとそれぞれ効果を信じている方やそうでない方がいらっしゃいます。実際どうなのかは何とも言えないですが、どちらも起源や歴史は古く、昔から人々の生活に根付いていたものだと考えられますね。
さて、今回紹介させていただきます書籍はこちらです。
「別冊太陽 占いとまじない」。
こちらには日本や世界の占いやおまじないについての歴史や文化、種類などについて紹介されております。
まずは古代の占いについてです。
こちらは小学校や中学校で習った方が多いと思われます「亀卜」と「鹿卜」という占いです。
これらをまとめて「太占(ふとまに)」と言います。
亀の甲羅、鹿の肩甲骨などに傷をつけたり穴をあけたりしたものを波波迦の木で灼き、そこに生じた亀裂で吉凶を占う方法です。中国では殷の時代に繁栄し、日本では奈良頃に伝来・普及したとされております。こんなにも古い時代から人々は占いとともに生活してきたとは驚きですよね。むしろ、情報が少なく科学や技術が進んでいないからこそ、占いに頼るしかなかったのかもしれませんね。
続いては「式占(しきせん)」です。こちらも古代中国から伝わった占いで、式盤という特殊な占い器具を用いて占いを行います。式占には、太乙式、遁甲式、六壬式があり、これらをまとめて三式と呼ぶそうで、このうちの六壬式は、平安~鎌倉時代にかけての陰陽師にとって必須の占術だったそうです。陰陽師と言えば、マンガやアニメ、ゲームなどの題材として扱われることも多く、気になっている人やファンが多いですよね。
さて、占いからおまじないの紹介へ移ります。
わたしは小さい頃、おまじないの本を親に買い与えてもらい、片っ端から効果があるのか試した記憶があります😂。あまり覚えておりませんが結果はまちまちだったような気がします。
日本でも昔から、厄除けや、縁結び、安産のおまじないやジンクスのようなものが庶民にも伝わっていますよね。
こちらは「病を追い払うおまじない」です。
疱瘡神送り、茶浴び、ぜんそく封じ、願はたし…と、様々な種類がありますね。地域によって言い伝えなどがあり、不吉なものを遠ざけるおまじないから、起こってしまった災いを改善するおまじないまで、状況によって行うおまじないが違うようです。皆様の地元には、昔から言い伝わっている古いおまじないなどはありますでしょうか🤔よく聞くのは、風邪をひいたときは赤い服を着るのがいいだとか。試したことはありませんが、効果はあるのでしょうか。
最後に「愛憎のおまじない」です。
丑の刻参りなどは有名ですよね。呪人形の起源はもともと中国にあるそうですが、日本でも昔から行われているイメージがあります。
でも、どうせおまじないを使うなら、人を呪うためではなく周りの人や自分がハッピーになれるものがいいですよね…😖
いかがでしたでしょうか。皆様の知っている占いやおまじないはありましたか。わたしは特別信じるタイプではありませんが、たまに見てみると面白いな、と思います。どうしても迷って決断ができないことがある時などは、占いに頼ってしまうのもアリですよね。昔の武将も、戦の行方などを占ったりしていたといいますし、一つの手段として覚えておくのも悪くないかもしれません。話のネタにもなるので、知っていて損はなさそうです。占いは案外奥が深いので、もっと詳しく起源や歴史を調べるとより楽しめそうですよね。
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