からくり人形の仕組みを考えられる人の頭の作りとは…🤔
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あっという間に10月です🍂この間9月に入ったばかりだと思ったのに時が経つのはなんとも早いものですね。今年も残すところあと1クール分となってしまいましたが、皆さんは今年に立てた目標など達成することが出来ましたか?目標だけではなくやりたいことなどは出来たでしょうか?
…私は、まだ達成出来ておりませんね…。どうしましょう。あと3ヶ月しかないと嘆くか、まだ3ヶ月もあると燃えるか…。気づくと前者になりがちなのですが、後者のような捉え方を自然と出来るようになりたいものです!頑張るぞっ!
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本日ご紹介する本はこちら!
『図説 からくり 遊びの百科全書』
からくり人形って面白いですよね。仕掛けとか機巧とかってわくわくする響きです。
電気などを使わないで、ゼンマイ等の仕掛けで動く玩具とか人形って今では逆に新鮮な気もします。
動く人形と言えば一つにマリオネットなどの操り人形がありますよね。これは人間が糸を操って人形に動きを与えるものですが、紀元前五世紀にはその存在が報告されており、さらに古代エジプトではそれよりはるか以前から操り人形の原型があったとされています。…そんな時代からすでに人形を動かすという試みはされていたのですね😲
そして人間の手を離れて人形単体で動くものがからくり人形ですね。
からくり仕掛けの元祖と呼ばれるのが古代ギリシアの数学者、ヘロンだそうです。
彼は数学者であり技術者であり物理学者でした。数学の公式にも『ヘロンの公式』というものがある程、有名な数学者ですが一方で、金を入れると自動的に聖水が出る聖水箱や自動扉開閉装置などのからくりも生み出しています。
そこから時計が生まれ、ゼンマイ仕掛けが誕生するなどどんどん発達していったのですね。
そう考えると奥が深いです。現代になくてはならない生活の基盤が沢山…
日本ではからくり人形は江戸時代がもっともピークを迎えます。
有名なものがこの『茶運人形』です。
何とも可愛らしい。この人形がひとりでに動いてお茶を運んでくれるのです。
ですが服を脱がせると何ともシュール…というかちょっと怖いですね(笑)
体は完全に仕掛けの部分だけという感じのようです。
茶運人形の動きは全てゼンマイ仕掛けになっているようです。
緻密に計算されてできています…。
ただ動く(歩く)だけではなく、茶碗をとったり戻したりする人間の動きに合わせて、人形も止まったり方向転換してもと来た道を戻る様があたかも生きているかのようで当時の人々を驚愕させたようです。
細かい仕組みについては全くわからないのですが、とにかくすごい。こういうものを考えられる人の頭になってみたいものです(笑)
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