昔話や伝説などに登場する「ヌシ」とは一体?🤔
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スーパーには、栗やサツマイモ味のお菓子が期間限定として並んでいますね。「期間限定」という文字を見ると、ついつい買ってしまいたくなるあの気持ち、一体どんな魔術なんでしょう…😔😔
先日入荷いたしました書籍で気になるものがございましたので紹介させていただきます。
「ヌシ 神か妖怪か」 著:伊藤龍平
わたしにとってはヌシといえば、昔話や、神話や、それから映画や漫画等での知識程度ですが、日本人と昔から密接な関係で存在していたと思われます。「古事記」や「日本書紀」などにもそのようなものが登場するわけですが、実際に存在していた(する)か、或いはモデルとなった生物などがいたのでしょうか。しかし、ヌシと一言にいえども悪者や怪物として捉えられていたり、何かの守り神のような感じで描かれていたり様々ですよね。
こちらは、「ヤマタノオロチ」と「スサノオノミコト」についてです。この場合は「ヤマタノオロチ」がヌシとして、そして怪物として登場し、スサノオノミコトに退治されます。ところで、ヤマタノオロチですが、特徴として体が異常に大きいことと、多頭であることが挙げられます。
古来、霊威のある動物は、身体的特徴があるようで、この書籍でわかりやすい例として紹介されているものでいえば、もののけ姫に登場する犬神のモロでいえば、毛が白で、しっぽが二本あり、猪神の乙事主は、牙が四本あります。そして、いずれも巨体です。たしかに、ヌシや神と呼ばれるような存在には何かしらの特異なものがあるようなイメージがありますね。
そこで、「ヌシの条件」というものがありましたので、紹介させていただきます。
一、ひとつの所に長く棲んでいること。
二、棲みかである場所が、淀んでいること。
三、その場所から、離れようとしないこと。
四、身体的な特徴があること。
五、尋常ならざる能力を持っていること。
と、ありますが…逆に言えばこれらを満たせばヌシになれるということでしょうか😂ヌシを目指したいという方がいらっしゃいましたらぜひ、試してみてください!!!といいたいところですが、四まではなんとか頑張れても、五の「尋常ならざる能力を持っていること」が厳しい条件ですね🤔
また、ヌシの棲みかですが、大抵が水棲のようで、河川沼沢、次に深山幽谷、そして古城廃屋となるそうです。たしか、ドラクエ9でも海のヌシなんていたような気がします。と思って調べてみたら、やっぱりいました。「海のぬしさま」。ゲーム初心者だった私には、倒すの大変だった思い出が…😭そして、マンガのワンピースにもたしか空島の話辺りで、池(?)に棲むヌシのような生き物(正しくはカシ神)に捧げられる生贄の女の子の話がありました。他にもいろんな作品で水があるところに ヌシと呼ばれる存在が登場しているようですが、一体何がどうなってそういったヌシが生息するという伝説のようなものが広まるようになったのでしょうか。昔の人が、何かしらの生き物と見間違えたりしたのかもしれませんね😂
もし、ヌシになりたいよという方がいらしたら、先ずは五つの条件を満たした上で、水のある場所の側にお住まいになられてみてはいかがでしょうか(笑)
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