「鏑木清方展」東京国立近代美術館にて3/18から開催予定
本日もくまねこ堂ブログをご覧いただきありがとうございます。
突然ですが、「日本画」と聞いて皆さまはどんな絵を思い浮かべるでしょうか?
浮世絵や水墨画をご想像された方も多いと存じますが、「日本画」とは海外からやってきた「洋画」に対して日本に古来より伝わる様式を指したものです。
少し乱暴ですが、日本画画材を用いれば「日本画」と言えます。
というわけで本日は東京国立近代美術館にて3/18~5/8の会期で行われる「没後50年 鏑木清方展」をご紹介いたします。
(告知ポスターを頂戴いたしました。ありがとうございます!)
鏑木清方は明治11年生まれの日本画家です。
洋画に対して日本画という概念が生まれた日本美術界にとって激動の時代に生を受けました。
彼のキャリアは挿絵画家としてスタートし、明治42年の文展入選から日本画家としての地位を築いていくことになります。
美人画として特徴付けられることが多い鏑木清方ですが、曰く「中層以下の階級の生活に最も惹かるる」とのことで当時の日常の些細な様子を切り取ったような作品が多く残されています。
庶民の生活の様子はその時代の実態を映す鏡であり、どなたがご覧になっても親しみやすい画題でしょう。
そんな鏑木清方の日本画作品を振り返る回顧展となっています。
本展覧会では画題に沿い3つのセクションで作品を鑑賞します。
一部の作品では鏑木清方本人が記した自己採点をもとにした展示も予定されています。
これは楽しみですね。
お越しの際はこちらで最新の開館日時等をご確認くださいませ。
公式サイト:https://kiyokata2022.jp
公式Twitter:@kiyokata_2022
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トリ
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