三好徹の交友 その3🌸
すっかり春らしくなってまいりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
以前、三好徹に届いた年賀状をご紹介したことがありましたが、本日はその続きをいたします。
まずはこちら。
佐藤嘉尚からの年賀状です。
佐藤は、昭和18年秋田県生まれ。編集者、作家として活躍しました。
この昭和54年の年賀状には、「もうすぐ面白半分が創刊100号になります」と書いてあります。「面白半分」は昭和46年より55年まで、佐藤の発行した月刊誌。70年代を象徴するサブカルチャー・マガジンです。吉行淳之介、野坂昭如、開高健、五木寛之、藤本義一、金子光晴、井上ひさし、遠藤周作、田辺聖子、筒井康隆、半村良、田村隆一という錚々たるメンバーが、交代で編集長を務めました。
この年賀状の絵柄も個性的で、面白いですね。
続いては…
鮎川哲也です。
鮎川は大正8年東京生まれ。昭和35年、『黒い白鳥』『憎悪の化石』で第13回日本探偵作家クラブ賞を受賞するなど、ミステリ作家として活躍しました。〈鮎川哲也賞〉がミステリ新人賞として、平成2年東京創元社により創設されています。
年賀状には「おだやかな新春で何よりでした」とあります。三好とも作家同士、交流があったのですね。
今回は三好徹宛の年賀状をご紹介しました。お読みくださりありがとうございました。
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コトー
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このブログを書くために、以下を参考にしました。
新潮社「佐藤嘉尚」ページ https://www.shinchosha.co.jp/writer/1652/
紀伊国屋書店「佐藤嘉尚著 集英社新書「「面白半分」の作家たちー70年代元祖サブカル雑誌の日々」ページ https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784087202045
東京創元社 鮎川哲也著作一覧ページ http://www.tsogen.co.jp/np/author/31
同「本格一筋六十年 想い出の鮎川哲也」ページhttp://www.tsogen.co.jp/wadai/0211_02.html
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