「国立西洋美術館リニューアルオープン記念 自然と人のダイアローグ」のご紹介

本日もくまねこ堂ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

「国立西洋美術館リニューアルオープン記念 自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」国立西洋美術館にて6月4日~9月11日の会期で開催されます。

(ポスターを頂戴いたしました。ありがとうございます。)

本展は1年半の休館を経て新装された国立西洋美術館と開館100周年を迎えるドイツ・フォルクヴァング美術館のコラボレーション企画となっています。

「自然と人の対話から生まれた作品」をテーマに、4章に渡って西洋絵画の巨匠たちの作品を楽しむことができます。

私の独断と偏見で作品を数点ご紹介しようと思います。

ポール・シニャック《サン=トロぺの港》1901~1902年 国立西洋美術館所蔵

まずはポール・シニャックのこちらから。

色彩的にはモネの影響が色濃く表れている時代の作品です。港町というと活気あふれる様子を創造しますが、この作品は海と光の優美さが情感豊かに表現されていて素晴らしいです。

 

ゲルハルト・リヒター《雲》1970年 フォルクヴァング美術館所蔵

次はリヒターのこちら。

抽象と具象の世界を行き来するリヒターの表現がよく表れた作品だと思います。

気になった方は、本展とほぼ会期を同じくして東京国立近代美術館にて「ゲルハルト・リヒター展」が開催されますのでこちらも要チェックです。

 

カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ《夕日の前に立つ女性》1818年 フォルクヴァング美術館

最後はフリードリヒのこちら。

どこか寂寥感のある夕焼けが素晴らしいです。

フリードリヒは宗教的・政治的なメッセージを込めた風景画を多く残しており、作品が持つ含意に思いを巡らせながら鑑賞するとさらに楽しめるでしょう。

 

経緯は異なれど激動の歴史を辿ったカール・エルンスト・オストハウスと松方幸次郎、フォルクヴァング美術館と国立西洋美術館のコレクションは必見です。

 

本展は日時指定制となっています。

お越しの際は公式HPをご確認ください。

 

公式HP: https://nature2022.jp

公式Twitter: @with_nature2022

 

 

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最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

トリ

 


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