実用書などを買取いたしました!ー英単語帳のご紹介📚ー
白い光がまぶしいです。もう夏なのでしょうか。
私は最近祖母と、俳句や短歌の真似事をして手紙のやり取りをしているのですが、五月雨の句を詠めないままに梅雨が明けたようです🌞
さて、先日は実用書などを買取いたしました。
きれいな本がたくさんです、大変ありがとうございます。
この中から、気になった本を紹介したいと思います。
まずはこちら。「DUO elements 前置詞/副詞」(鈴木陽一著・ICP・2017年)。
「DUO」シリーズ懐かしいです。私が受験生の時もありました。
「DUO」は重要単語や熟語を重複なく英文にまとめている英文帳です。その英文を暗記することで、単語や語の用法を覚えられます。
その「DUO」シリーズから「elements」なるものが出ていたんですね!知らなかったです。カバーに書いてあるアピールによると、「29の前置詞/副詞の全体イメージを捉えるだけで、何千もの熟語がカンタンに理解できます」とのことです。
中身を見ますと、まず前置詞/副詞のイメージが絵におこされた後、その前置詞/副詞を使った熟語のイメージ解説に移っています。
このやり方は優れていると思います。英単語帳には、英語と日本語を一対一対応させたものもよくありますが、そもそも違う言語同士が完全に一対一対応することなどありえません。例えば日本語の「あし」は英語でfootにもlegにもなります。言語が違えば世界の切り分け方が違うのです。
だから英語の前置詞/副詞が持つイメージをまず捉えようというのは、よい方法と思います。
また英単語帳には、単語の並び方に連関のないものもあります。しかし、物ごとの繋がりを見つけられる方が、人間は記憶しやすいでしょう。一つの前置詞/副詞が作るイメージを捉えた後、そのイメージを頭に置きながら、その前置詞/副詞を用いた熟語をまとめて覚えられる「DUO elements」の構造は、効率が良いはずです。
また、繋がりを意識できるという点では、こちらの英単語帳もよさそうです。
「語根で覚える コンパスローズ英単語」(池田和夫著・研究社・2019)です。
単語は、その構成要素である「接頭辞」「語根」「接尾辞」を知ることで、意味を推測できることがあります。その「接頭辞」「語根」「接尾辞」を一度覚えられれば、それを含む単語の意味を理解しやすく、また、知らない単語の意味もおおよそ見当をつけられるのです。(『語根で覚える コンパスローズ英単語』「はじめに」参照)
これは重要な能力だと思います。受験の英語長文読解であれ、英字新聞であれ、はたまた趣味の原語での読書であれ、全ての単語を知っていることなどありえないでしょう。だから推測ができることが大切です。
普段、母国語で書かれた文章であっても、全部の意味を完璧に理解したと言える時はあまりないです。でも大体の意味を捉えながら読んでいっているはずです。漢字であれば、偏や旁から、読み方や意味を自然と想像したりしますよね。
それと同じように、「接頭辞」「語根」「接尾辞」を覚えて、英語の文章を読む時も意味を推測できるようになろうというのがこの英単語帳の目標です。
例えば、帯にある語根「spect」について考えてみましょう。「spect」には「見る」の意味があります。それをもとに考えると、「prospect」は「pro(前を)」と「spect(見る)」で出来ていることがわかり、「前を見る」という意味が推測できます。
また、「inspect」は、「in(中を)」と「spect(見る)」で構成されているので、「中を見る」という意味だろうとなります。
このような推測ができれば、長文で知らない単語ばかりでてきても、手がかりが掴めるはずです。
以上、英単語帳の紹介でした。勉強では、それぞれの繋がりを意識することが重要です。英単語帳を買う時にも、それが可能なものを選ぶといいでしょう。
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最後までお読みくださりありがとうございました。
コトー
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