レトロな面白ゲーム🎮、絶版漫画等お譲りいただきました!
アイスを毎日食べてしまう🍧ような最近の暑さです。
コンビニやスーパーでアイスを買っても、だいたいは家に帰るまでに溶けてしまうのですが…
皆さま夏バテせずお過ごしですか。
先日は、墨田区に遺品買取に伺いました。お家の建替えも近く、書籍等の整理をなさっているそうです。岩波文庫・講談社学術文庫などに加え、絶版漫画、平田弘史や白土三平の作品、また外国コイン・切手・古銭・レコードなどをお譲りいただきました!ありがとうございました。
いただいたお品物の中には、こんなゲームの箱もございました。
パソコンゲームです。
「自分でテレビに絵がかける、そしてゲームが創れる」というキャッチコピーがあります。自分で背景を描き、絵を動かし、ストーリーや音楽を作って…というゲームを作るゲームのようです。プログラミングという言葉も出てきていますね。
私が小学校中学校の頃、授業でパソコンを何となく触って遊ぶような時間はありましたが、現代の小学生はプログラミングが必修になっていると聞きます。プログラミングを習える子供向け教室などの広告も、よく見かけます。時代の変化ですねえ。でも、上のような「ゲームを作るゲーム」が昔にもあって、好きな人はそのようなものでプログラミングも幼少期よりご存知だったのだろうなあと推測します。
プログラミングというと文系人間の私にはハードルは高いですが、こんなゲームを作るゲームの中で何かの指示を打ち込んでいくと考えるなら、私にも楽しそうです。私もこういうゲームに小さい頃に触れていたら、将来変わっていたのかもしれませんでした。
また、以下のつげ義春全集もいただきました。
以前にもつげ作品を紹介したことがありましたが、それを機会に少し読み返してみて、改めてつげ作品の表現に心打たれました。
例えば、この全集では6巻に入っている「窓の手」。これは表現を抑制することにより、読者により伝えているという点で巧みです。
例えば、漫画としての終着点、男が「戦後三十年 私の戦後は まだ 終わってはいないのです」というセリフを述べる時、男は逆光の中にいて顔が真っ暗です。そのコマの印象が強まり、重く深くなります。でも、顔は見えない。だから、その瞬間、読み手に遠く彼はいるのです。その時の彼の感情だけはこちらに容易に伝わらないのです。漫画としてのクライマックスで、主人公の思っていることを、あえてはっきりと伝えない。明確にしないからこそ、どれだけの深さがあるのだろうとこちらが想像できるのです。
また、漫画の中の現在のグロリアは、手としてしか登場していませんが、その手が何とも表情豊かです。辛さ、悲しみ、手は何も言葉を発さないのに、彼女の感情が伝わってきます。これも、あえて表現を制限することで、むしろ彼女の伝えられないものの多さが、こちらに感じられるのです。
つげ作品のような、個性的で不思議な表現に触れる時、人は自分が揺らぐのを感じます。その衝撃が、私は好きです。これからも読んでいきたいなと改めて思いました。
にわかであるのにまた語ってしまいました。失礼いたしました。
くまねこ堂では古本やDVD/CDだけではなく、古道具や骨董品、アクセサリー、レコードや古いおもちゃなどなど、様々なお品物の買取を行っております。ご処分をお考えの際はお気軽にご相談下さい。また、ご遺品整理などでお困りのお客さまは、是非くまねこ堂までお申しつけ下さいませ。お電話またはメールフォーム、LINEにて、お気軽にお問い合わせ下さい。スタッフ一同心よりお待ちしております!
本日もお読みくださり、ありがとうございました。
コトー
買取品目・ジャンル | 遺品買取・建替え・岩波文庫・講談社学術文庫・絶版漫画・平田弘史・白土三平・外国コイン・切手・古銭・レコード |
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