「自動車のイラストレーション」~パパママ!車を描いて!子のそんな要望に備えて~
子供って車が好きな子多いですよね~~~。
スポーツカー、はたらくくるま、自家用車・・・
児童書売り場で必ずと言っていいほど、昔から現在まで、子供たちから愛される、車。
子供にせがまれて、絵を描く時に、もし、
「車の絵を描いて!」と言われたら、書けますか・・・?
私には自信がありません。
そんな困った!を解決しうる書籍が入荷しましたので、ご紹介させていただきます。
「自動車のイラストレーション How to draw cars」/穂積 和夫 著 ダヴィット社
「アイビー図鑑」という、1950年代にアメリカで生まれた、”アイビールック”というファッションの図鑑シリーズを目にしたことはないでしょうか。
こちらはその図鑑の絵を担当されているイラストレーター・穂積 和夫さんが、なんと一冊まるごと車だけ!の描き方をお教えくださる!という、贅沢な一冊となっております。
図鑑の時のPOPな絵柄とは打って変わって、すごく写実的な車の絵が印象的な表紙ですね~🚘!!
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ーーーーーこの本を読まれる皆さんの中には、いわゆるカーマニアで、 自己流に車の絵をいつもいたずら描きしている、といった人も多いと思います。 自分でちよっとカッコ良いスポーツカーなど描いてみたい、という希望は、車の好きな人なら多かれ少なかれ持っているにちがいありません。この本はそういった人たちといっしょに車の絵を描く練習をしてみよう、という目的で書かれたものです。(中略)この本は〈車の描き方〉をのべたものですが、私としては〈車をどう描く〉ではなくて、この本を読む君自身が〈どう描くか〉を発見し創り出す1つの手がかりを提供できれば、と思っています。(同書 はじめに より抜粋)
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いやいやいや、ちょっと待って🤗
全文を読んで、「よ~し!じゃあやってみるぞぅ!」と、心に火が付き、次のページをめくったら、いきなりめっちゃカッコいいロールスロイスの絵が出てきて、ハートをいきなりプロの技でフルボッコにされた気分になりました。この時点で、鬼畜本かもしれん、と思いました。
しかし、読み進めますと決して横暴な事はなく(笑)、親切丁寧な文章に、穂積和夫さんの”絵”というものに対する取り組み方、モチーフとなるモノを観察する目線を、追っていくような気持ちになりました。
スッゲ
車の中ってこうなってんのか
車ではありませんが、以前、戦艦プラモデルのパッケージのイラストで有名な小松崎茂さんについて書かれた本を読んで、小松崎茂さんが戦艦の図面を描けたことから、当時の軍事関係出版物のイラスト担当として採用されたのが、絵の仕事を受け出した始まりであったと知りました(参考:SF挿絵画家の時代/大橋博之著)。
もしも、当時の小松崎茂さんが戦艦の内部構造を知らず、図面を起こせなかったら、今日お見掛けする沢山の絵は日の目を見ることがなかったのかもしれません。
「好きこそ物の上手なれ」とはよく言いますが、一つの才能を開花させるきっかけは、二つ以上の分野のクロスオーバーから生まれる事も、少なくはないだろうと感じました。
現に、小松崎茂さんは戦艦、穂積和夫さんはファッションや車の、表面だけでなく、構成そのものをじっくりと観察し、更にそれを細密に描けた(!)「好きこそ物の上手なれ」のクロスオーバーを体現している作家だと思います。
「好き」を掛け算出来る人って、時間があってもあっても足りなくなりそうですが🤭
💕×💕
よ~し、では子供にせがまれた時の為に、カッコイイ車を書けるようにやってみますか~🎨👪汗
かこさん
買取品目・ジャンル | 専門書 イラストレーション 自動車関連書籍 |
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商品名・作品名 | 「自動車のイラストレーション」穂積和夫 ダヴィット社 |
出張先・エリア | 首都圏 |
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