美術館巡りが楽しくなる一冊―「芸術がわからなくても美術館がすごく楽しくなる本」のご紹介―
そろそろ涼しくなってきました。児童の皆さまは、夏休みの宿題に追い込みをかけている頃でしょうか…?と思っていたら、最近は夏休みは8月31日までではないらしいですね。我々が子供の頃にあった8月31日のあの情緒は、現代の子供さんは感じていないのですね…🎇
今日は芸術の秋に向けてぴったりの、以下の本をご紹介したいと思います📚
『芸術がわからなくても美術館がすごく楽しくなる本―知識がなくてもできる教養の磨き方―』(藤田令伊・2015年・秀和システム)
冒頭をちらっとのぞいてみると、プロローグのタイトルは「用事がなくても美術館を訪れる時代がきた」であり、第一章では「美術館のカフェに座れば「人生の景色」が見えてくる」とか、「美しい庭から、美術館に親しむ」という項目が見えます。本文もポップで楽しいです。
作品の鑑賞の前に美術館自体を楽しもうという著者の提案ですね。章が進むにつれて作品自体をどう見るかという話も入ってきますが、美術館そのものが、空間として面白いのだという誘いはなかなか惹かれます。
美術の専門知識がないとかで足が遠のくのも、図録で満足してしまうのも、勿体ないのでしょう。美術館という空間もそこで過ごす時間も、やっぱり行かなければ得られないものであるから。
家に引きこもるここ2年間がありますが、どうしたって人間は空間や時間の制限からは逃れられないのでしょう。どれほどバーチャルが進んでも、実際ではない。その限界がむしろ、感動や物語を生むのです。この本は2015年に出版されていますが、美術館という空間の魅力を説くこの本の姿勢は、今改めて読むと様々考えることがありました。
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本日もお読みくださりありがとうございました。
コト―
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