特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」のご紹介
いつもくまねこ堂ブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は2022年10月18日～12月11日の会期にて開催予定の
東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」
をご紹介いたします。（ポスターをいただきました。いつもありがとうございます。）
東京国立博物館が所蔵する全ての国宝89点と創立から150年の歩みを振り返る資料が展示される予定です。
気になる展示を数点ご紹介しようと思います。
『紅白芙蓉図』です。
南宋時代の中国から渡ってきた作品です。
紅芙蓉は大学の実習で模写をしたような記憶があります。
絹を染めるところから行ったのですが、結構楽しい作業だったな…。
こちら展示期間が10月18日～11月13日となっておりますので、ご注意ください！
『太刀 銘 三条(名物 三日月宗近)』
刀剣類は全く詳しくないのですが…妖しいとも言える美しさを感じます。
鉄が人の手でこの精度で打たれ輝きを放っていると思うと、感服です。
今も某刀剣擬人化作品は人気がありますし、盛り上がる展示になるのではないでしょうか。
『古今和歌集(元永本)上帖』も展示予定です(会期中ページ替えあり)。
料紙の美しさに目を奪われますね。
古今和歌集の元永本は内容はもちろん料紙も資料として大変重要な存在で、雲母刷りや金銀切箔・砂子を散らした豪華絢爛な唐紙が特徴です。
この「唐紙」ですが、遣唐使を派遣していた時代に大陸から渡ってきた物を「とうし」、遣唐使廃止後の平安時代に前述の紙を国産化したものを「からかみ」と呼び区別します。
どのページが展示されるかは分かりませんが、料紙の美しさにも着目していただけるとより楽しめるかと存じます。
私もこの特別展は見に行こうと思っておりますので、後日感想ブログなど書けたらいいなぁ…いや書く！！
本展は事前予約制となっております。
ご来館の際は公式HP等をご確認の上お越しください。
公式HP: https://tohaku150th.jp/
公式Twitter: @tohaku150th
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