東京都大田区へ出張買取に伺いました
先日は東京都大田区へ出張買取に伺いました。
個人的に大田区は好きなので、まことに勝手ながら大田区民の方はぜひ買取の御依頼お待ちしております。
お父様が亡くなられて、ご実家の整理を兼ねてといった形で、片づけ業者様とご一緒させていただきました。大学で英文学の教授をされていた方だったので、『言語学大辞典(三省堂、1988年)』を始め言語学、英語関係の専門書がたくさんございました。また趣味の将棋関係の本や、『洋酒マメ天国』といったお酒の本もあり、買取させていただきました。
蔵書が豊富で、現在の市場でも十分取引されている本がたくさんございましたが。さらに道具類の方も、査定しても構わないとのご承諾をいただけたので、本以外にも様々な物を見させていただきました。切手、はがき類、ギフト類、子供の頃に遊ばれていたという鉄道模型、中国の書道道具など様々な物にお値段を付けさせていただきました。
例に漏れず今回もお譲りいただいた中から気になったものをご紹介させていただきます。
まずはヨガ関係の書籍です。
どれも不思議な魅力のある装丁です。特に『ヨガ健康法』には痺れます。なぜ同じ赤いおじさんが二人いるのか。これを読んでみないことには分かりません。
極構造的に言えば本というのは紙を束ねて作っているだけとも言えますが、時代や思想が違えば実に多種多様な物体が出てくることは人間に似た面白みを感じます。というよりはむしろ逆ですね。そんな人間が作る物だから、と考えるのが自然ですね。人間を感じられる物はやはり時の経過を経ても価値があるのではないかと思います。
すみません。あまりにも写真が貧弱で、良く見せられてないのが残念ですが、トリスおじさん(アンクルトリス)でお馴染みの柳原良平さんが装丁を担当されている、やはりサントリーから1968年刊『洋酒マメ天国』のご紹介です。
こちら本当は36冊セットなのですが残念ながら半分ほどは抜けがありました。酔っぱらって失くしてしまったのでしょうか。
3冊が1つの小箱に納まるように、12個の小箱が揃っています。伊丹十三、横尾忠則、植草甚一、澁澤龍彦などがお酒をテーマに執筆しているというだけでなんとなくその匂いが漂ってくるようです。
…というように調べていくと2020年10月16日のくまねこ堂スタッフブログが見つかりました。こちらでは、外函や表紙も見られるので興味のある方は読んでみてもらえると嬉しいです。
※洋酒マメ天国など、大量にお譲りいただきました!(くまねこ堂ブログ、2020年10月16)
https://www.kumanekodou.com/26002/
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小野
買取品目・ジャンル | 語学、英語参考書、将棋、洋酒マメ天国、言語学大辞典、切手、書道道具、鉄道模型、ギフト |
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商品名・作品名 | 洋酒マメ天国、ヨガ健康法、言語学大辞典 |
出張先・エリア | 東京都大田区 |
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