臼田 捷治著『〈美しい本〉の文化史 装幀百年の系譜』(2020,Book&Design)が入荷しました
くまねこ堂ではゴールデンウィーク期間中も即日で、出張買取に伺えます!
GW中に帰省されている方も多いかと存じます。ご整理・お片付けをお考えでしたら、実家の書籍や様々なお品物、写真に撮ってくまねこ堂のLINE査定にお送りください📷
皆さま、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか。
天気にも恵まれ、のびのびと旅行や行楽を楽しめた方が多いのではないかと思います。
僕もちょっと足を延ばして家族と鎌倉の方へ行きました。
山道のハイキングコースがあり、とても気持ちが良かったです。
しかし、市街地の方はうんざりしてしまう人だかりでした。(自分たちもその人だかりの一部ではありますが、それでも。)
そういったこともあり久しぶりの旅行は、もちろん楽しかったですが、かなり疲れもしました。
こんな思いをした方もまた多いのではないかと思います。
そしてひと息ついて、梅雨に向けてお家で読書でもという気分なことでしょう。
一味変わったブックガイドとしてもおすすめなのはこちらの本でございます。
日本近代装幀文化史とも銘打たれた、臼田 捷治著『〈美しい本〉の文化史 装幀百年の系譜』(2020,Book&Design)です。
こちらは夏目漱石『吾輩は猫である』以降、約110年間に日本で刊行されてきた、美しい本350冊を振り返り、ブックデザインの変遷をまとめた本だそうです。
まずはこの本の装丁を見せていただきましょう。どれどれ。
たしかに美しい。色合いや銀の文字とのバランスでしょうか。上品な華やかさがあります。
本における帯というのは不要物であると、どこかで誰がが言っていたことがあった気がします。
帯を取ってみましたが、どちらも違った良さがあります。書店にいる時と、家にいる時で見せる顔が違うのですね。
導入ページはこのようにカラーで装丁した方の名前も記してあります。
村上春樹のノルウェイの森が著者自身の装幀であることは有名でしょうか。
こちらの本の中でも紹介されています。
澁澤龍彦の装幀も素晴らしいです。これは欲しい。フローラ逍遥したい。
索引もございます。全て装幀が良い本だと思うとワクワクしますね。
くまねこ堂では、古本やDVD/CDの他にも、古道具や骨董品、アクセサリー、切手、万年筆、レコードや古いおもちゃなどなど、様々なお品物の買取も行っております。
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小野