東京国立博物館「特別展 古代メキシコ」のご紹介
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今回は東京国立博物館にて6月16日~9月3日の会期で行われれる「特別展 古代メキシコ マヤ、アステカ、テオティワカン」をご紹介いたします。
本展ではおよそ3千年に及ぶメキシコの古代文明を「マヤ」「アステカ」「テオティワカン」の3つの文明から厳選した出土品で紐解きます。
「羽毛の蛇神石彫」はケツァルコアトルを象ったものかと思われますが、この蛇神は水や作物の神とされていました。
蛇を豊穣の神としたのは作物に欠かせない水に関連し、河川が蛇行する様を蛇に見立てたということや多くのヘビが湿気を好むことが考えられますが、これは日本の出雲周辺に伝えられる栗花落左衛門をはじめとした伝承と繋がる部分があります。
また、ケツァルコアトルは後の時代では人類に知識を与えた神とされました。
日本にも蛇が薬草・毒草についての知識を持っているというような民俗伝承が残る地域があり、こちらも興味深い一致が見られます。
南米の遺物は派手な色使いがとても魅力的に感じます。
造形的には可愛らしくも不気味にも見える抽象化の手法が、アジアやヨーロッパとは全く異なる文化の中で生まれたのだということを強く印象付けます。
最新情報は以下の公式サイト等でご確認ください。
公式サイト:https://mexico2023.exhibit.jp/
公式Twitter:@mexico2023_24
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