令和五年度 古典籍展観大入札会のご案内

暑くて倒れそうです。涼しさを求めて最近は映画館によく行きます。でっかいところで音響に感動するのも良いですが、ちんまいところで空調の音を聞きながら観るのもなかなか好きです。
皆さまはどのようにこの灼熱を乗り切りますか。体調に気を付けて生活していきましょう…。

さて、先日以下のポスターをいただきました。「令和五年度 古典籍展観大入札会」のものです。

古典籍展観大入札会

古典籍展観大入札会について、東京古典会HPの「古典籍展観大入札会」紹介から抜粋します。

古典籍展観大入札会は90年以上続く、年に一度国内最大級のオークションです。出品品目は江戸時代以前を中心とした版本・写本、それに古筆、古文書、古地図、錦絵など和漢古典籍が約2,000点並びます。このオークションではすべての出品物が一般のご来場者の皆様にも、実際に手にとって間近で見ていただくことができます。

最後の一文に注目です。我々も会場に入り、品物を見ることができるのですね!

また、令和5年度の日程としては

一般公開(プレビュー)が 
2023年11月17日(金) 10:00~18:00
2023年11月18日(土) 10:00~16:30

入札会(全古書連加盟店のみ)が
2023年11月19日(日)・20日(月)

となっているとのことです。場所は東京古書会館で、御茶ノ水駅や神保町駅から徒歩10分です。
(以上、東京古典会HPの「古典籍展観大入札会」紹介より)

当店では、古典籍をお預かりし、このような場でお売することも可能です。
古典籍をお持ちの方いらっしゃいましたら、お電話またはメールフォーム、LINEにて、お気軽にお問い合わせ下さい!

さて、この「古典籍展観大入札会」ポスターを見て、大学生の頃、授業で、版本の面白さを先生が語ってくれたことを思い出しました。版本は同じものが2つとしてないことが魅力だそうです。筆で書かれた写本などで、それが言えるのは何となくわかります。版木で刷る版本についてはどうでしょう。例えば特に近世の本などは、同じ本でも刷られた時期によって、検閲の影響で文章や絵が異なることもあるはずです。また同じ版木で刷ったものでも、その版木でどれだけ繰り返して刷っているかで版木の摩耗具合が異なるので、やはり個性があるのだそうです。その一点一点の違いに興味を持ち、収集を始めると、なかなか沼だということも教わりました。

自分は版本や写本を個人で買ってみたことはないのですが、案外簡単に手に入るとも聞きます。神田などの古本屋に行けば、普通に平積みしてあるお手頃な値段のものも多いとか。また、今回紹介したような「古典籍展観大入札会」などの機会もありますし、案外、身近なものなのでしょうね。

虫干しなども頑張っている、和本をたくさん持っている友達のことも、今回ポスターをいただいたことで思い出しました。本を収集しそれを研究に活かしている、その子はなかなか楽しそうです。自分は研究はしていませんが、羨ましいので、和本の沼に足先だけでも突っ込んでみたいです。その一歩として、令和5年度の「古典籍展観大入札会」も、行ってみたく思いました。
皆さまもいかがでしょうか。興味を持った方、是非足を運んでみてください。

以上、令和五年度 古典籍展観大入札会のご案内でした。

くまねこ堂では、古本やDVD/CDの他にも、古道具や骨董品、アクセサリー、切手、万年筆、レコードや古いおもちゃなどなど、様々なお品物の買取も行っております。
ご処分をお考えの方、またご整理などでお困りのお客さまは、是非くまねこ堂までお申しつけ下さいませ。いろいろなご提案ができるかもしれません。
お電話またはメールフォーム、LINEにて、まずはお気軽にお問い合わせ下さい!スタッフ一同心よりお待ちしております!

コトー

参考
東京古典会HPの「古典籍展観大入札会」紹介:https://www.koten-kai.jp/auction/detail/?id=47

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