木田拓也『工芸とナショナリズムの近代――「日本的なもの」の創出』(吉川弘文館、2014年)と業界誌『工業奨励』を紹介します
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今回は、最近入荷した工芸品の歴史に関する書籍を紹介します。
木田拓也『工芸とナショナリズムの近代――「日本的なもの」の創出』(吉川弘文館、2014年)です。著者の木田氏は佐倉市立美術館学芸員を経て、刊行当時は東京国立近代美術館学芸員の方です。その著者による、明治期から昭和戦後期にいたる近代日本の工芸品の歴史をナショナリズムの観点から問い直した研究が、本書になります。
昭和戦前期を扱った本書第3章との関連で、ここで過去の投稿にふれていきます。以前に、昭和戦前・戦時期の工芸品に関する輸出の奨励やデザインの研究に関する雑誌につきまして、このくまねこ堂ブログにアップしたことがございます。下記のリンクより、あわせてご覧くださいますと幸いです。なお、(その3)本文内に過去記事のリンクがございます。
※(その3)昭和戦前・戦時期の工芸品に関する輸出の奨励やデザインの研究に関する雑誌・公的機関の報告書などが大量入荷しました~ある情報部門の海軍軍人の『工業奨励』寄稿にみる「戦時日本」の雰囲気(くまねこ堂骨董ブログ、2020年9月28日)
https://www.kumaneko-antique.com/16785/
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