『建立900年 特別展 中尊寺金色堂』のご紹介
本日もくまねこ堂ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は『建立900年 特別展 中尊寺金色堂』をご紹介いたします。
本展は東京国立博物館にて2024年1月23日～4月14日の会期で開催予定となっています。
中尊寺金色堂は現在の岩手県平泉町に位置し、東北地方に現存する最古の建造物です。
平泉と言えば源義経が頼朝と対立後、奥州藤原氏を頼ってこの地に逃げてきたことを思い出される方も多いと思いますが、中尊寺金色堂は奥州藤原氏である藤原清衡が建立したとされています。
奥州藤原氏の滅亡まで平和を保った平泉と中尊寺金色堂は戦乱に巻き込まれ多くのものを失った藤原清衡の祈りが具現化した姿とも言えるのです。
本展では2つのメイン展示があります。
その1つが堂内にある須弥壇のうち中央壇に安置されている仏像11体全ての展示です。
寺外でこの11体が展示されるのは史上初のようです。
これに合わせ金色堂に所縁のある工芸品も展示されます。
2つ目が8KCGを用いた金色堂の再現です。
あまりイメージが湧かないのですが、1万枚以上の9504×6336ピクセル(!?)の静止画を元に7×4mのディスプレイに原寸大の金色堂を再現したものだそうです。
この展示は東京国立博物館とNHKが共同開発した文化財のデジタルアーカイブ技術が可能にしたもので、まるで目の前にあるかのように細部まで鮮明に対象を鑑賞できる…と公式HPに記述があります。
ちょっとこれは言葉だけでは想像がつかないので、実際に見てみたいですね…！
本展にお越しの際は公式HP等をご確認の上、お越しくださいませ。
公式HP: https://chusonji2024.jp/
公式X(Twitter): @chusonji2024
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