東京都板橋区蓮沼町で、岩波文庫・岩波現代文庫・講談社学術文庫・ちくま学芸文庫などの大量の文庫をお譲りいただきました -1-
東京都板橋区蓮沼町で、ハイエース2台分(!)もの大量の哲学書をお譲りいただきました。
良書が多数ございましたので、記事をいくつかに分けてご紹介させていただきます。
岩波文庫は背表紙下部の色で内容の割り振りをされ、更にその中から著者番号でおおよそのジャンルの区分けをされています。
1927年刊行当初から、1982年に現在のカバー付きの仕様に至るまでは、パラフィン紙をカバーのようにして本体を包み、色帯をつけて分野を明示していました。
その名残で今現在でも「○帯」という名称で呼ばれています。
こちらの青帯は、日本思想・東洋思想・仏教・歴史・地理・哲学・教育・宗教・自然科学などといった内容です。
岩波文庫・赤帯は、海外・外国文学が収録されています。
岩波現代文庫は2000年に創刊され、20世紀後半以降に刊行された名著を、内容により学術(青)、文芸(赤)、社会(緑)の3つに分類し刊行しています。
岩波文庫・黄帯、緑帯、白帯。
黄帯は日本の古典文学、緑帯は現代の日本文学、白帯は法律・政治・経済などの社会学として分類されています。
講談社学術文庫は、人文・社会科学系の学術書を中心に刊行しているレーベルです。
個人的にはカバーの青の色味が、まるでイヴ・クラインの絵画のようで、心引かれるものがあります。
ちくま学芸文庫。
こちらは筑摩書房による学術部門の文庫判レーベルです。
モモコ
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