小栗虫太郎 「黒死館殺人事件」(昭和10年5月発行/新潮社)
小栗虫太郎の「黒死館殺人事件」(昭和10年5月発行、新潮社)です!
日本の推理小説の黎明期を語る上では、欠かせない本ですね!
夢野久作 『ドグラ・マグラ』(1935年)、中井英夫 『虚無への供物』(1964年)と共に、
日本の推理小説における「三大奇書」と呼ばれています。
装幀を松野一夫が手がけていて、素敵なできばえです。
でも残念ながら、これは函欠の裸本・・・・
函が付いていて状態もきれいだったら、
今も日本の古本屋で30万円以上で出品されている本です。