買取事例
海外ドラマDVD、映画DVD、シェイクスピア全集などの書籍を大量に買取いたしました@東京都文京区本駒込
誠にありがとうございました。
ホワイトカラー、スターゲイト、クリミナル・マインド、アンドロメダ、ユーリカ、ウェアハウス13、ナンバーズ、HEROなどのDVDボックスがありました。
ホワイトカラーはシーズン4まで観ました。
美術に関する事柄も扱われているので、とても興味深く視聴できます。
皆様も、もし機会があればご覧になってみてはいかがでしょうか。
ニーミン
東京都豊島区にて数学の専門書などを買取しました。
誠にありがとうございます。
ゲオルク・フリードリヒ・ベルンハルト・リーマンの本がありました。
そして、この本は「リーマン予想」の事について書かれております。
リーマン予想とは、「リーマンゼータ関数が負の偶数と実部が 1/2 の複素数にしか零点を持たない」という予想です。
「予想」ということで、まだ確定はしておりません。
リーマン予想のように、数学上には未解決の問題がいくつかあります。
そのうち7つの問題を「ミレニアム懸賞問題」と名付け、クレイ数学研究所が100万ドルの懸賞金をかけました。
100年以上前に挙がった問題もあり、世界中の数学者などが頭を悩ませても解決しないものばかりです(ポアンカレ予想は2010年に解決したとの発表がありました)。
ロマンがありますね。
ニーミン
ガンダム・エヴァンゲリヲン・らきすたなどのムック本をお譲りいただきました@埼玉県岩槻区
誠にありがとうございました。
ドラえもんで「ガンダム」と言えば、
大長編Vol.7「のび太と鉄人兵団」のザンダクロスですね!!
敵組織であるメカトピアのロボットです。
ガンダムのような形をしており、デザインを担当したたかや健二先生曰く、
「百式をモチーフにした。」と語っておられます(藤子不二雄ファンサークル会報誌ネオ・ユートピア40号、口コミ情報など)。
ぜひご一読を!!
ニーミン
社会主義、共産主義、帝国主義、ナショナリズム、マルクス、レーニン、トロツキー、プロレタリア文学、日本近代史に関する書籍を松戸市のお客様よりお譲りいただきました
今回買取させていただいたものには社会主義、共産主義思想のタイトルがずらりと並んでおります。
この中にはトロツキーに関する著作がありますが、晩年にメキシコで暗殺されたソ連共産党政治局員であり、赤軍創設者でもあるロシアのレフ・トロツキーはメキシコの地において、シュルレアリスム宣言やナジャを書いたフランスのアンドレ・ブルトン、メキシコのフリーダ・カーロと邂逅しました。フリーダ・カーロがメキシコ政府にトロツキーの保護を訴え(28歳離れた二人は、カーロの妹の家で密会していたという話もあります)、トロツキーに感銘を受けたブルトンは共著を出し、フリーダ・カーロはブルトンの企画したフランスでのメキシコ展を支援したそうです。
詳しくはこの邂逅は山口昌男『知の即興空間』の中の「ものみなメキシコに向かう」という章に書かれてます。
私事になりますが、くまねこ堂の通勤中にメキシコの小説家フアン・ルルフォの『ペドロ・パラモ』という小説を読んでいるのですが、これが素晴らしすぎてむせび泣いております。(ただの汗かもしれません)
ブルトンはまだ生きており、トロツキー死後15年、フリーダ・カーロが亡くなった翌年の1955年に書かれた作品です。
小説はこうはじまります。
コマラにやってきたのは、ペドロ・パラモとかいうおれの親父がここに住んでいると聞いたからだ。おふくろがそれを教えてくれた。おふくろが死んだらきっと会いに行くと約束して、そのしるしに両手を握りしめた。おふくろは息をひきとろうとしていた。だから何でも約束してやりたい気持ちだった。「きっと会いに行っておくれよ」とおふくろはおれにすがるように言った。「父さんはこういう名前だよ。おまえに会えばきっと喜ぶよ」するとおれは、ああそうするよ、と言うよりほかはなかった。そして、そのことばを何度も繰り返したので、おふくろの死んだ両手の中からやっとの思いで自分の手を引きはがしたあとでも、まだ同じことばをつぶやいているのだった。息をひきとる前に、こうも言った。
「ものをくださいなんて言うんじゃないよ。わたしたちのものをよこせとお言い。わたしに当然くれなきゃいけないものさえもらっちゃいないんだから・・・・・・人をこんなに放り出しておいてさ。いいかい、うんとつぐなってもらうんだよ」
「そうするよ、母さん」
だがその約束をはたす気はなかった。ほんのついこの頃、夢に胸をふくらませたり、勝手に想像にふけるようになって、急に変わったのだ。こうして、おふくろの夫であるあのペドロ・パラモという人間が、おれの期待となりそのまわりにひとつの世界が形づくられていった。コマラにやってきたのはそのためなのだ。
シャボテン草のすえた臭いの染み込んだ八月の熱い風が吹く、暑さの真っ盛りだった。道は上りになったり下りになったりしていた。「行くか来るかで、上りになったり下りになったりするんだよ。行く人には上り坂、来る人には下り坂」
「下の方に見えるあの町はなんていうんだい?」
「コマラだよ、旦那」
「ほんとにあれがコマラかい?」
「そうさ、旦那」
「だけど、なんであんなにひっそりとしているんだ?」
「時の流れってやつだよ、旦那」
おれは、おふくろの追憶や溜め息の端々に顔をのぞかせる望郷の思いをとおして、コマラを見ているような気がした。おふくろはコマラを思いだし、そこに帰ろうと考えては、溜め息ばかりついて暮らした。だが二度とコマラには戻らなかった。いま、こうしておれがおふくろの代わりにやってきた。目の前に広がる光景を見たおふくろの目は、このおれの目だ。おふくろの目で、おれがまわりを見ているからだ。「ロス・コリモテスの峠を過ぎるとね、熟れたトウモロコシの色で黄ばんだ、とってもきれいな緑野があるんだよ、そこからコマラが見える、緑の中に白っぽく映え、夜になるとぼうっと輝いて見えるんだよ」そういうおふくろの声は、独り言をつぶやくようにひっそりとして、消え入るようだった・・・・・・。おれのおふくろ。
この小説は語りだす登場人物がコロコロと変わり、時間もあっちこっちに飛び、死者すらも語りだし、あらゆる意味で因果律を飛び越えた作品なのですが、メキシコという地(地理的に北アメリカでもありラテンアメリカでもある両義性、アステカ文明以降スペイン、アメリカ、フランスからの侵略による文化、人種の混交による混血文化)は、因果や論理を越えてあらゆるものを飲み込む素地がそもそもあるのかもしれません。前述した三人がメキシコの地で邂逅したのは文化的、地理的要因に寄るものも大きく、おそらく偶然ではありません。
(サッカー日本代表の本田圭佑選手がメキシコのパチューカに移籍するニュースが先日報道されましたが、やっぱりメキシコかぁ!と関係妄想のように嬉しく思ってしまいました!)
小説の舞台コマラという集落は、読んでいるとじんわりと汗をかいてしまうようなもの憂く暑い描写に溢れています。今まで、二回途中まで読んで止まっていたのですが、不思議と今年の夏のはじめに読みはじめたらページをめくる手が止まりません。
もしかしたら暑さや蝉の鳴き声により意識も混濁するような夏にだけ、あるいはお盆を迎え、死者たちとの、異界との距離が一番ちかくなる夏にだけ読める本があるのかもしれません。
毎年夏には特別な一冊を探してうろうろと本の中のジャングルを探索するのですが、今年の夏の特別な一冊をくまねこ堂からみなさまにお届けできたら何より幸いです。
タテ
【目黒区大橋】美術書、大型本をお譲りいただきました!
皆様、お暑い日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
海水浴、花火大会、夏祭り…夏は楽しいイベントが盛りだくさんですね!
暑さに負けず勤労に励んで参りましょう
さて、この度、目黒区のお客様より美術書・大型本を中心に買い取らせていただきました
ありがとうございます!
とても面白い書籍がたくさんございましたが、その中でも株式会社INAX(現・LIXIL)から発売されていた、「INAX BOOKLET」シリーズが網羅されておりました。
この「INAX BOOKLET」は、INAXギャラリー特別展との連動企画として制作・発売されたもので、「鍵のかたち」「ゲームのデザイン」「イスラームのタイル」「靴のラビリンス」などなど、マニアックでありながらも、私たちの生活の身近にあるアイテムの歴史や周辺を掘り下げてあり、思わず手に取ってみたくなるラインナップ
写真で見るだけでなく、企画展にも行ってみたかったなぁと思います
まだまだ暑い日は続きますので、ブログ読者様もご自愛くださいませ
by こばちゃん
練馬区にてマンガ、ビジネス書をお譲りいただきました!
練馬区のお客様より、漫画、ビジネス書をお譲りいただきました
ご利用ありがとうございました!
お金にまつわる本、いつも気になってはいるけれど、
やましいかなあ・・・とっつきにくいなあ・・・などなど、なかなか手に取れない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方にも手にも手によりやすそうなタイトルの本がくまねこ堂にやってまいりました!
「お金のイメチェン」
「お金がない……! 」
お財布を出すたび無意識に口から出て、 自らそう信じ込んでいませんか?
人生を思いのまま好転させた カリスマ・メンタルコーチMACO 待望の「お金」の本!
「お金」のイメージ、ネガティブなところから変えましょう!と提案されている一冊。確かに、お金の話は一歩引いてしまいがちな方には、無意識に抵抗してしまう、お金への気難しい印象があるのかもしれませんね。
お金を引き寄せる思考、ぜひ一読してみてはいかがでしょうか
かこさん
マンガ、ビジネス書、実用書、趣味の本をお譲りいただきました!<東京都練馬区>
練馬区のお客様より、マンガ、ビジネス書、実用書、趣味の本をお譲りいただきました!
くまねこ堂をご利用いただき、誠にありがとうございます
私は最近、テレビで気になったニュース、時事問題を例として取り上げている本を読んで、現代社会について掘り下げて考えるための参考にしています
「正義がゆがめられる時代」
こちらの本も、いくつかのニュースを取り上げて、精神科医の目線から「怒り」「コスパ」「普通からの脱却」の三つのテーマに重点を置き、現代の”行き過ぎた正義”が分析されています
今の時代を並行して生きる自分自身にも反映できる考え方や、日常でのさりげない行動に結びついていることに気が付くこともあって、より日本社会の問題が身近に感じられるかもしれませんね!
かこさん
ドラゴンボール完全版、サラリーマン金太郎、実用書を足立区にてお譲りいただきました!
Facebook、Twitter、instagramやブログ等、個人がインターネットを利用して、画像の投稿と合わせて文章を添えて投稿することが多いこの時代。
できるだけたくさんの人に、自分の投稿を読んでもらいたい。
ちょっと記事に捻りをきかせるために、こんな本はいかがでしょうか?
今回もお客様よりお譲りいただきました本からご紹介いたします!ありがとうございます
「文章を仕事にするなら、まずはポルノ小説を書きなさい」
ジュブナイルポルノの女王が薦める、「官能小説」をビジネスの視点から捉えた参考書です
文章を書くことの初心者から、小説家を志す方まで楽しめる一冊となっております。
たしかに、使う言葉にどこか上品な色気がある人って男女ともに魅力的ですよね。
大人になった今、色気のある文章を書けたらいいな~と、私も思います
かこさん
中野区にて本棚4本分ほどの大量の本をお譲りいただきました!
中野区にて、本棚4本分ほどの大量の本を買い取りさせていただきました!
誠にありがとうございます
私は新人スタッフなのですが、店主のくまきちさん、にゃん子さん、先輩スタッフの皆様方とご一緒にお仕事を日々させていただきながら、確信したことがあります。
ここの人は、みんな猫が好きだ・・・。
そんな私も、猫が好きだ・・・。
ということです。
「猫のしもべとしての心得」
そんな猫好きによる猫好きのための一冊です
私はやっぱり、猫にはツンツンされても、どうしても触りたいんです。
私のように思う方は、猫に嫌われがちです
ですが、この本を読めばそういった独りよがりの欲求を、できるだけ猫に寄り添った形で満たすことができるかもしれません。
例えば、こういった形で。
同書61頁より抜粋
はあ、猫触りたい。
かこさん
銀食器カトラリー類、絵画、趣味の本等を東京都品川区のリピーター様よりお譲りいただきました!
東京都品川区のリピーター様より、銀食器カトラリー類、絵画、趣味の本等をお譲りいただきました!
いつもくまねこ堂をご利用いただきまして、誠にありがとうございます!
くまねこ堂新人スタッフのかこです
お店では日々、様々な珍しい美術品に囲まれています。
また、くまねこ堂スタッフの先輩方には、美術を勉強されてこられた方も多く、歴史ある作家作品や骨董品、古道具について教わっています。
そうしているうちに、すごく疑問に思ってきたことがあります。
美しいって、結局どういうことなんだろう・・・
という、途方もない疑問です。
悩める私に、お客様よりお譲りいただいた本の中から気になるタイトルの本が目につきました。
「ミロのヴィーナスはなぜ傑作か?」
ヨーロッパ美術の歴史における名画や像をとりあげながら、それらの意味を分かりやすく解説した、美術の精神を読み解く入門書!
なになに、ヨーロッパには、受け継がれた3つの「美の条件」があるそうです。
この条件をミロのヴィーナスを中心とした歴史上のいくつかの像を例に冒頭で説明されています
人間中心主義からなる「美しい身体」は
1部分と全体の調和
2動きの導入
3衣裳表現
の3つの要素が組み込まれている
とのこと。
バランスがいい身体や服装を追い求める=美しいことを求めることって、いつも時代も一緒なんだな~と、この本を見てみて少しだけ美の世界の入口に立ったような気がしたかこさんだったのでした。
美術品を、じっくりみてみたくなってきました~
何気なく見ていた美術品の新しい”気づき”が沢山出来そうです
かこさん