買取事例
東京都江戸川区東小岩で、サッカーのDVDをお譲りいただきました
東京都江戸川区東小岩で、サッカーのDVDをお譲りいただきました。
ちょうど日韓ワールドカップが開催される前後の時代のものでした。
マンチェスターユナイテッドとアーセナルの2強時代を表すように、プレミアリーグのDVDのジャケットにはファーガソン監督とベンゲル監督が写っています。
私は愛知県出身なので、ベンゲル監督には感謝の気持ちがあります。なぜなら、名古屋グランパスを天皇杯優勝に導いてくれたからです。
英語の和訳みたいな文章になってしましましたが、このDVDでいろいろな思い出がよみがえってきました。
本日、偶然にも帰省する予定なので、豊田スタジアムまでグランパスの試合観に行きます!!!!
ニーミン
東京都港区赤坂で、英米文化に関する辞・事典をお譲りいただきました
東京都港区赤坂で、英米文化に関する辞・事典をお譲りいただきました! ありがとうございます
とくに興味をそそられたのが、【安東伸介(ほか編)『イギリスの生活と文化事典』、研究社、1982年】。
同書のはしがきには、「この事典の目的は、英文学の鑑賞と研究に必要と思われるイギリスの日常生活と文化の諸相を(…)あたえようとするものである」とありますが、ぱらぱらと眺めてイギリスの暮らしに想いを馳せるだけでも楽しいものです(人´ω`*)♡
たとえば「九章 2 子供たちの遊び」には、「ビー玉遊び(Marble Game)」、「石けり(Hopscotch)」、「目かくし鬼(Blind Man’s Buff)」、「カンけり(Tin Can Tommy)」など、日本でもなじみ深い遊びがならんでいます。 そんななかで、最近気になっていた「輪回し(Hoop Trundle)」の項目も見つけました。
先日見に行った東京都庭園美術館の、「こどもとファッション 小さい人たちへの眼差し」展(2016年7月16日–8月31日)で展示されていたこちらの作品。
ラファエル・コラン《エリーズ嬢の肖像》(1885年、島根県立美術館蔵)
愛らしい少女が輪と棒をもっていますね。 会場内の解説には、女の子の関心が、室内のお人形遊びから戸外のよりアクティブな遊戯「輪回し」にうつっていることが指摘されていました。
輪回しとはどのような遊びなのでしょうか。前掲の事典によると、
「棒を使って鉄の輪を回しながら一定の距離まで、1人ずつまたはリレーで競走するゲーム。中世あるいはそれ以前に桶屋の店先で、子供たちが不要になった「たが」を回しながら遊んだのが始まりといわれる。(…)典型的な英国の児童の遊びであり、今日もすたれずに行われている。」(pp. 888-889.)
とあります。中世以前にさかのぼる遊びなのですね そういえば時代は下りますが、ピーテル・ブリューゲル(父)の代表作のひとつ《子供の遊戯》(1560年、ウィーン美術史美術館)にも、手前に輪回しをする子どもたちが描かれています。
ただし、国立国会図書館のデータベースによると、『江戸の子供遊び事典』(八坂書房、p. 199-200)にも輪回しが取りあげられており、遅くとも江戸時代には日本でも親しまれていたようです。実は私も、「江戸東京たてもの園」の昔遊び体験エリアで輪回しをしたことがあるんですよね~ヨーロッパ発祥の遊びが日本に伝わったのか、日本でも独自に考えだされていたのか… 調べはじめると面白く、きりがなくなってしまいます(><)
素敵な本と歴史ロマンをありがとうございました
By クラニャン
東京都港区で、近代・現代音楽、映画関連の書籍をお譲りいただきました
私は現代音楽と近代音楽というのは違うものだと思っていましたが
この記事を書くにあたって少し調べたところ、どうやら現代音楽は近代音楽(クラシック)の流れを汲んだネオクラシック的な存在だということが分かりました。
現代音楽に代表されるジョン・ケージ。代表作はもちろん無音で構成された「4分33秒」
あれも元をたどるとクラシック音楽のスタイルをとっているそうです。
クラシックてどうしても堅苦しいイメージがあったのですが、ただ単純に「いい曲だな~」と聞いてるだけだとわからなくても、音楽にもルールやマナーのようなものがあって、それを知ることでもう一歩踏み込んだ楽しみ方ができるのかな~と思いました(。-`ω´-)ンー
~~~事務所にて~~~
モモコさん「ヨシダさん!今回これとかブログ用にどうですか?(*’-‘*)エヘヘ」
ヨシダ「あー、そーですねー(そうやって、モモコさんはいつもいつも私が好きそうな題名の本を探して…….私がツボを摑まれ毎回思い通りにブログの記事に載せると思ったら大間違いですよ!!まったくもう!)
(゚▽゚*)!!
「ノスタルジア」「惑星ソラリス」おすすめです!
by ヨシダ
東京都世田谷区大原で、株・証券取引・FXなどの金融書、プログラミング・webデザイン・コンピュータ専門書をお譲りいただきました
世田谷区大原で、株・証券取引・FX・トレーディングなどの金融書、プログラミング・webデザイン・コンピュータ専門書をお譲りいただきました。
エンジニアとして職務に携わるならばその名を知らぬ者はいない、オライリー・ジャパン(O’Reilly)発行の技術書もちらほら
オライリー本の入荷にちなんで、O RLY Cover Generator というオライリー風の表紙の画像を作成することの出来るジェネレータで、くまねこ本を作ってみました。
使用されているプログラミング言語は「Nyaa」や「Nikukyu#(#はひっかき傷のイメージ)」に違いないのでは
モモコ
神奈川県平塚市で「原色かな手本」をお譲りいただきました
書道・東洋美術の専門出版社・二玄社書店発行の「原色かな手本」シリーズをお譲りいただきました。
仮名書道の最も有名な入門書です
モモコ
東京都葛飾区で、人気連載中のコミックセットをお譲りいただきました
東京都葛飾区で、連載中のコミックスをお譲りいただきました。ありがとうございます。
「進撃の巨人」「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」などなど話題の漫画が揃っています! 「BILLY BAT(ビリーバット)」は最終の20巻が今月23日に発売ですね。 結末が気になります…。
そして「ジョジョリオン」も! この記事を書いております現時点(*2016年9月)で最新の13巻まで揃ってます。
そしてそして短編読み切り集「岸部露伴は動かない」もありますよ…! 個人的には短編集の方も大変オススメの一冊です。
by タノ
東京都中央区銀座で、『BEAMSニッポン最高の手しごと』をお譲りいただきました
東京都中央区銀座で、『BEAMS<fennica>ニッポン最高の手しごと』(光文社、2016年)をお譲りいただきました!
ファッションブランドのBEAMSに、「衣食住にまつわる手しごとのもの」を紹介する、「fennica(フェニカ)」というレーベルがあるのをご存じですか?
2003年、「デザインとクラフトの橋渡し」をテーマに立ち上げられ、テリー・エリス氏と北村恵子氏がディレクターを務めています。
紹介されているお品は、私の好みにぴったり!なものばかりではありませんでしたが、そのぶん「こんなものにも注目するんだな~(゜゜)」と、新鮮な驚きをもって読ませていただきました。
そのひとつがこちら。「スカジャン」。
スカジャンって、なんとなくのイメージはありましたが、その歴史的背景については、本書を読むまで知りませんでした。
(以下、p. 78を一部抜粋)
もとは戦後、米軍の日本土産のためにつくられたスカジャン。アメリカ人が好むスタジアムジャンパーの形に日本らしい刺繍を施したもの(…)1970年代になって、アメリカに憧れる若者たちがこれに目を付け、米軍基地のある横須賀にこぞって買いに行ったことから「スカジャン」と呼ばれるようになった。
フェニカは、戦後当時から米軍基地にスカジャンを納入し、1950年代には9割以上のシェアを誇っていた「東洋エンタープライズ」に、沖縄をテーマにしたオリジナルのスカジャンをオーダー。前掲写真右の地図はスカジャンの定番モチーフですが、島のアウトラインだけでなく全体を刺繍で埋めたのがこだわりだそうです。
そういえば先日、友人のフランス人も背中に「TOKYO」のロゴと地図の刺繍された真っ青なスカジャンをドヤ顔で着ていました(✧≖‿ゝ≖)
そちらはクオリティも微妙で、IZU(東京だっけ)やNIKOTAMA(なぜ略した)の地名、マーライオン?(ハチ公のつもりらしいがどう見てもネコ科)の刺繍に日本人一同失笑…
でも、それを「かっこいいだろ!」と言い切るセンスも存在するんですね。
本書は、先入観をもって見てきた色々なものを、もう一度見なおしてみることの面白さを教えてくれています
byクラニャン
埼玉県川口市で、田中角栄著「日本列島改造論」をお譲りいただきました
「日本列島改造論」 田中角栄 日刊工業新聞社 昭和47年
「日本列島改造論」が入荷いたしました。
市場でもプレミア価格が付いております。
戦後の日本政治を率いた田中角栄氏のその確固たる理念と指標は、現代日本に未だ通ずるものがあります。
モモコ
神奈川県横浜市港南区で、『新美術』(1943年)をお譲りいただきました
神奈川県横浜市港南区で、【『新美術』第18号、1943(昭和18)年1月号、春鳥會】
をお譲りいただきました!古書シリーズ第4弾ですヾ(。>v<。)ノ゙*。
『新美術』は、『みづゑ』(1905年創刊)の継続後誌として、1941-43年に刊行されていた美術雑誌です。(1944年に『美術』と改題、1946年に『みづゑ』復刊。)
1943年1月号では「ゴヤ特集」が組まれています。
スペインの巨匠フランシスコ・デ・ゴヤ(1746-1828年)について、カラーの原色版6点、単色のオフセット版16点、白黒の別刷写真版40点と、豊富な図版とともに紹介されています。
1943年といえば、日本軍は2月にガダルカナル島から撤退、5月にはアッツ島で玉砕し、太平洋戦争においてはじめて日本の敗北が国民に知らされた年です。戦況は相当悪化しているイメージがありましたが、まだこのような充実した美術雑誌が流通していたのですね。
大半は白黒図版ですが、ゴヤは比較的、白黒でも良さが伝わりやすい作家かな~(゜▽゜*)という気がします。
先日、同時期の雑誌で「ルノワール特集」を見ましたが、ルノワールのように豊穣な色彩が持ち味の作家の場合、白黒図版だとどうしても地味でさえない印象になっていました
一方ゴヤの場合、たとえば晩年の《サン・イシードロへの巡礼》(プラド美術館蔵、本書では《サン・イシドロの巡礼の幻想》、上掲写真)のような陰鬱で不気味な作品については、白黒でもその雰囲気が十分に伝わってくるように思います。
西洋美術が日本でどのように受容されてきたのか、当時の状況を伝える貴重な史料ですねお譲りいただきありがとうございました!
Byクラニャン
神奈川県横浜市港南区で、『漬物のつけかた』をお譲りいただきました
神奈川県横浜市港南区で、『漬物のつけかた』をお譲りいただきました!
飛行機、蜜蜂に続きまして、本日も港南区の古書をご紹介したいと思います
【松永三郎『漬物読本 漬物のつけかた』協同出版社、1947年】
先日8/29には腸活に関する本をご紹介させていただきましたが、植物性乳酸菌を含むぬか漬けも、腸内環境を整えるのにとっても良いみたいですね
1947年に出版された本書の序文でも、食生活改善にぜひ漬物を活用するようを推奨しています。
(以下、「序」全文抜粋。※旧字体は改めました。太字は筆者)
漬物は日常の食生活になくてはならないもので我が国民の食料品中でも重要な地位を占めてゐるのであります。近来栄養学上からもその重要性が研究される事になり一家の栄養と保健を担ふ主婦の漬物に関する知識経験は是非不可欠の条件となつて来ました[。]食生活の苦境はまだゝ当分解決され相にありません。私共は一片の菜葉、一切の大根をも有効に漬物として利用し活用せなければならないのでありまして、家庭の料理人たる主婦は特に大いに研究し食生活の改善向上と、食料対策の一端に資せられたいと考へます。幸ひ本書をその手引書として活用下さる様著者よりお願ひする次第であります。
「ぬか漬け美味しいし、美容と健康にもいいみたいだから食べよ~(人´▽`*)♡」というノリとはかなり隔たりがありますね…
漬物は、栄養価が高く経済的な食べものとして、食糧難の戦後を支えてきたようです。
なお、奥付裏面の「共同出版社新刊優良図書案内」には、『漬物のつけかた』と並んで『極東軍事裁判速記録』『マツクアーサー指令一覧』など、歴史の表舞台にふさわしい書名もならんでいます。
マッカーサーと漬物が同列に扱われているんですね。
当時の人びとにとって、食糧を確保し、日々の暮らしを生き抜くことがどれほどの一大事だったか、考えさせられる一冊です。
by クラニャン