買取事例
東京都板橋区中台で、中国・日本の歴史小説の全巻セットをお譲りいただきました
「西遊記」「三国志」「水滸伝」「小説十八史略」。
中国の四大奇書、歴史読本などです。
「源氏物語」「平家物語」「大菩薩峠」「南総里見八犬伝」。
日本の古典、長篇時代小説ものですね。
偕成社発行「南総里見八犬伝」全4巻の挿絵は山本タカト氏が手がけています。
モモコ
東京都中央区湊で、海事に関する専門書を多数お譲りいただきました
東京都中央区湊で、海事に関する専門書をお譲りいただきました。ありがとうございます!
この他にも港湾の整備事業についてまとめられている本や、青函連絡船についての本など、かなりニッチな内容のものもあり、大変興味深いものでした。
そんな中から今回特にご紹介差し上げたい本はこちらです!
『軍艦島30号棟 夢幻泡影~1972+2014~』(高橋 昌嗣、大和書房、2014年出版)
昨年2015年、世界文化遺産に認定された事をご記憶されている方も多いかと思いますが、こちら長崎県長崎市にある端島、通称「軍艦島(ぐんかんじま)」の内部や当時(!)の写真を収録した写真集です。
当時の島の方々の暮らしぶりが伺える、生活感のある数々の写真は必見ですよ!
個人的には「白水苑」という島唯一のスナックの店内の写真がベストワンです。うーん面白い。
当時の風景の写真を見ながら軍艦島に思いを馳せる…。そんな本ならではの楽しみ方が出来る良い一冊だと思いました。
by タノ
東京都中央区湊で、海洋に関する書籍を多数お譲りいただきました
船、クルージング、魚、海洋学などなど海の事柄に関する書籍が大量に入荷いたしました!
お譲りいただいた場所も中央区の「湊(みなと)」で、これまた海つながり。
まことにありがとうございます
海にまつわるたくさんの本の中で、今回ご紹介させていただく一冊はこちらです。
「日本船伝統のおもてなし 飾り毛布 花毛布」。
「飾り毛布」とは、船の客室に備えられている毛布を、花や自然の風景、動物などの形に折りベッドの上に飾る、船員の創意工夫から生まれた日本船独自のおもてなし・サービスのことです。
書籍から抜粋して、いくつかご紹介させていただきます。
こちらは花毛布。
「二枚貝」。海に関連した形です。
「いか」。
くた~っと、ベッドでゆったりとくつろいでいるみたいですね~
こちらは「マンタ」。
宇宙船みたいでかっこいい。男の子は喜ぶんじゃないでしょうか。
「山」。自然の風景の雄大さが表現されております。
こちらは「ダイオウグソクムシ」…ではなく花毛布の一種で「薔薇」です。
モモコ
千葉県松戸市で、柳宗悦「手仕事の日本」と図録をお譲りいただきました
「手仕事の日本」実は私も個人的に持っている本です。
柳宗悦は庶民の生活に即した民芸品に注目し、所謂「民藝運動」を起こしたことでも有名です。
柳宗悦の息子でもある柳宗理は現代を代表するインダストリアルデザイナーとしてご存知の方も多いのではないかと思います。
シンプルで洗練されたデザインに加え、使い勝手もよく長く使用できるということで今でも注目され続けていますが、根本は実父である「柳宗悦」の意思からきているのだと考えるとグッときます。
さらにこんなに素敵なデザインの夏目漱石の書籍も譲っていただきました。
カラフルでめちゃくちゃおしゃれです。
「心(こころ)」なんかは教科書で読まれた方も多いと思います。
たしか2年ほど前に「心(こころ)」が書かれてから100年のアニバーサリーイヤーを迎えてちょっとブームにもなりましたし。
純文学は「めんどう」「暗い」「読みづらそう」なんて思われがちですが、現代小説にはない繊細な日本語とキレイな表現が多いので、読んでいるとそれだけで引き込まれてしまうので私は大好きです。
by ヨシダ
東京都豊島区で、ビジネス書・実用書をお譲りいただきました
東京都豊島区で、ビジネス書・実用書をお譲りいただきました。ありがとうございました!
ここ2~3年、あるいは今年出版された本など、新しめで綺麗な状態のものをこんなにも…!
丁寧にクリーニングして、次に必要とされる方へとお届けしたいと思います!
byタノ
茨城県取手市で、心理学・精神医学の専門書をお譲りいただきました
カール・グスタフ・ユングの著書です。
ユングが創始した分析心理学(ユング心理学)は、後の神話学・民俗学・宗教学・文化人類学の研究者に大きな影響を与えたと言われています。
他、メルロ=ポンティ 、ジャック・ラカン、フロイト、エリクソン など精神分析の専門書・哲学書をお譲りいただきました。
モモコ
千葉県柏市で、明治・大正・昭和初期の和本や歴史資料をお譲りいただきました ~その三~
本日は、奥村石蘭・画「日本画指南」全4帖揃 のご紹介です。
和装の折帖で題箋付きです。
[楓 かえで]。
下部の方に描き順が示されています。
[狸 たぬき]。
「獣類ノ毛ハ此図の如く筆を捻テ画クベシ」なる指南も。
動物の体毛の表情を捉える際にうってつけの技法ですね。
[茄子 なすび]と[胡瓜 きうり]。
デフォルメされていながらも瓜特有の丸みや量感が巧みに表現されています。
[亀 かめ]。
ニホンイシガメですね(カメ三頭飼いのコロスケさん・談)。
おまけで[カメ子さん]。
今年の夏もとっても元気なミシシッピアカミミガメです。
モモコ
千葉県柏市にて、明治・大正・昭和初期の和本や歴史資料をお譲りいただきました ~その二~
「鑑定秘訣 美術類集」上・下揃。
美術品・骨董品の鑑定指南書のようです。
国立国会図書館でもデジタル公開されております。
↓
近代デジタルライブラリー – 美術類集 : 鑑定秘訣. 上
近代デジタルライブラリー – 美術類集 : 鑑定秘訣. 下
「美術工芸実用画譜」。
新聞記事の写しと前野春亭という当時の絵師が手掛けたと思われる挿絵が順繰りに載せられたスクラップ帖のように見えるのですが、詳細分からず。
表紙に落書きされたカタツムリも気になります…。
「新撰 造化機論」より懐妊の図。
【造化機】とはすなわち【生殖器】。
出産にまつわる諸事についての医学書です。
モモコ
千葉県柏市で、明治・大正・昭和初期の和本と歴史資料をお譲りいただきました ~その一~
明治・大正・昭和初期にかけて発行された和本・歴史資料が入荷いたしました。
順々にご紹介をさせていただきます。
「増補掌中以呂波韻大成」。
画像ではわかりにくいのですが、手のひらサイズの折本です。
昔のシソーラス?つまり類字辞典でしょうか。
「琴古流尺八外曲楽譜」。
琴古流(きんこりゅう)は尺八の二大流派の一つです。
「童蒙英学初歩」の本文です。
寺子屋で用いられていた洋学(蘭学) の教科書のようです。
[No]が[否ズ]、[Me]が[我]といった具合で訳されている様に趣を感じます(ナカゴンさん・談)。
「新撰 画学本 菓物部」本文。
当時の小学生向けの図工の教科書と思われます。
和の果物や野菜の図画が掲載されています。
モモコ
埼玉県西部で、水彩の技法書を多数お譲りいただきました
技法書は水彩画を中心に、スケッチ、ペン画などの書籍もありました
他は安野光雅さんなどの書籍も
中でもペン画の本はパラッと見ただけでも楽しそうでした。
余談なんですが、私とユリさんはペン画のこういうタッチが効いたテクスチュアが大好きですw
私も安野光雅さん大好きで何冊か絵本ももっているのですが
「ペン画の細密」というと、思い浮かぶのが安野光雅さんと、ムーミン作者のトーベ・ヤンソンが素晴らしいと個人的には感じます
↑ トーベ・ヤンソンはこういうタッチ多いんです
↓ 安野光雅さんといえばこういうタッチです
2人に傾倒しすぎて、個人的にペン画を習得しようと練習していた時期があるのですが
何が難しいって、同じリズムで延々と画面を埋めることでした
さらに、2人とも水彩もすっごい上手いんですよね……
私もまた練習しないとな~、という気持ちになりましたr(^ω^*)))
byヨシダ