買取事例
「ラジオ演出読本」ベルナール・クーパー著、高橋太一郎訳
「ラジオ演出読本」ベルナール・クーパー著、高橋太一郎訳
日本放送出版協会/昭和25年発行
テレビが普及される前、娯楽の上でも情報伝達の上でも
ラジオが重要な位置を占めていた時代を彷彿とさせる本ですね。
ラジオ番組を制作・演出する上での心得が細かく書かれています。
学術書、専門書、思想・哲学書、美術書など
うーん、素敵なラインナップ!
こういった学術書、専門書、思想・哲学書、美術書など、買い取り大歓迎でございます、
ぜひお待ちしております!
ガムさや
いわゆる「ガムさや」、昔のガムやお菓子などの包み紙です。
ガムさや、ライダーカード、5円引きブロマイド、グリコのおまけ、お菓子のおまけなど、
昭和のレトロな物、買い取り大歓迎です!
学術書、歴史書、思想・哲学書、経済書
法政大学出版局、勁草書房、東京大学出版会、みすず書房、青土社、
国書刊行会、せりか書房、思索社、未来社など。
「道化の方舟」山田風太郎/東都書房/昭和38年初版発行
「道化の方舟」山田風太郎/東都書房/昭和38年初版発行
山田風太郎の初版です。
ナカムラマンガシリーズ / 謝花凡太郎
謝花凡太郎(しゃか ぼんたろう)/1891(明治19)年~1963(昭和38)年
この「まんが海底王」という本は、昭和25年/中村書店発行です。
残念ながら状態はボロボロですが・・・
「噫医幣」煙雨楼主人(長尾折三)/吐鳳堂
「噫医幣」煙雨楼主人(長尾折三)/吐鳳堂
著者の長尾折三(ながお・せつぞう/1866-1936)は、
・医文学出版人。高松藩医、長尾篤斎(とくさい)の長男。
・名は折三、号を藻城
タイトルになっている「医幣」とは、
「医の弊風・悪習」を表した言葉のようでございます
要は、当時の医学界のあり方を「甚だしい!」と嘆き、糾弾している内容なわけです。
パラパラとめくってみますと、・・おや、なかなかすごいことが色々と書かれています
山口瞳の同人誌「尖塔」
「尖塔」創刊号、昭和21年発行。
山口瞳が鎌倉アカデミアという学校に通っていた時、学生の頃の同人誌のようですね。
おおーーー貴重!
エドガー・アラン・ポー 「アッシャア家の○○」
これちょっと面白いですね。
昭和35年11版発行/角川文庫/佐々木直次郎訳
カバーはエドガー・アラン・ポーの「アッシャア家の惨劇」ですが
中身は「アッシャア家の崩壊」になっています!
最初「アッシャア家の崩壊」というタイトルで出版されたのが
後に「アッシャア家の惨劇」というタイトルに変更された、
そのちょうど過渡期だったのでしょうね。
ちなみに、このように外側にカバー+内側にパラフィン・帯になっているものを
「厚着」と呼びます(上の「アッシャア家」はパラフィンがありませんが)。
昔のパラフィンスタイルから、現在のカバースタイルになる過渡期に出版された物に、
こういった「厚着」の本が見られるようです。
浮世絵
明治24年発行、作者は楊洲周延(ようしゅうちかのぶ 1838~1912年)。
雪の降りしきる隅田川で、あでやかなお姉さん達がご挨拶中(?)。
保存状態が良かったらしく、色も鮮やかで紙もキレイです。
「立見少将豪胆之図」
明治28年発行、作者は水野年方(みずのとしかた 1866~1908年)。
水野年方は、月岡芳年に師事。
自らの弟子としては鏑木清方などを輩出したそうです。
「琴棋書画図」
女性達が碁や音楽や書画を楽しんでおります。
明治22年発行、作者は水野年方(みずのとしかた 1866~1908年)。
ちなみに”琴棋書画(きんきしょが)”というのは、
古来中国で知識階級のたしなみとされてきたんだそうです。