買取事例

「少年クラブ」昭和35年/講談社

「少年クラブ」昭和35年/講談社

巻頭を飾るのは「少年ハリマオ(堀江卓)」。
その他「月光仮面」「まぼろし城(桑田次郎)」などです。

昭和の色々な番付

「東京蒐集家番附」「全国蒐集家番附」「こけし作者番附」「全国郷土玩具番附」
昭和15・16年発行/旅の趣味会・蒐集時代社

この頃は、色々な番付を作るのが流行っていたそうですね。

「風景の死滅」松田政男/田畑書店/1972年3版発行

「風景の死滅」松田政男/田畑書店/1972年3版発行

表紙を開くと、「写真提供:中平卓馬」とあります。

「戦争論」フェルヂナン・フォッシュ元帥著、伊奈重誠訳/山本書店/昭和10年発行

「戦争論」フェルヂナン・フォッシュ元帥著、伊奈重誠訳/山本書店/昭和10年発行

「戦争論」といえばクラウゼヴィッツを連想するけれど、これはフェルディナン・フォッシュ元帥という人が書いたものです。
Wikipediaによれば、この人は1851年1929年フランス陸軍軍人だそうです。

「通叢書 菓子通」三好右京著/四六書院/昭和5年発行

「通叢書 菓子通」三好右京著/四六書院/昭和5年発行
昭和5年に発行された、お菓子の本です:roll:
装丁も素敵ね!

パラパラとページをめくると、全体の2/3くらいは和菓子のことが、
1/3くらいは西洋菓子のことが書かれています。
カステラ、チョコレート、ココア、ビスケット、キャラメル、アイスクリームなど、
今でもおなじみの名前が並んでいますね。
けれども明治時代には、西洋菓子は思うように発達しなかったようです。

「賢妻良母への道」杉靖三郎著/昭和33年婦人公論新年号付録

「賢妻良母への道」杉靖三郎著/昭和33年婦人公論新年号付録

「良妻賢母」をひねったような題名ですが、
きっと堅苦しい感じのお作法とか女性は家につくすべしとか
そういうことが書いてあるのかな・・と思いながらパラパラとめくってみたら、
あら全然予想と違いました。
内容は主に「性愛」について書かれておりまして
まずビックリ(至ってまじめな本ですけれどもね)。
そしてコンセプトも、それまでの男性封建制の下にいた女性たちが
本当の「女性としての幸せ」を得られるように、と書かれている本でございました。

「ロック冒険記(1)」手塚治虫/鈴木出版

「ロック冒険記(1)」手塚治虫/鈴木出版/昭和31年再版発行(初版は昭和30年)

「ロック冒険記」はこれまでに何度も再版されていますが、
昭和29年まで連載されていたそうですから、これが最初の単行本なのでしょうか。
ロック(主人公)と相棒の大助が降り立ったディモン星という謎の惑星には、
粘土人間ルボルームと、鳥人エプームという2つの種族が住んでおり、争っておりました。
SF冒険記のようですが、実際に読んでみたところ
子供向けに書かれた割にはなかなかシリアスな内容のようです。

「飼い鳥と動物」昭和33年2月号

「飼い鳥と動物」昭和33年2月号

昭和33年の鳥の飼育などに関する雑誌で、品評会の様子なども載っています。

「鬼灯の冷徹」江口夏実/講談社

「鬼灯の冷徹」江口夏実/講談社

あらすじ:あの世には天国と地獄がある。
広大な地獄で、膨大な仕事をサラリとこなす鬼神。
それが閻魔大王第一補佐官・鬼灯(ほおずき)である!
冷徹でドSな鬼灯とその他大勢の、わりかし楽しげ地獄DAYS!

独特ですごい面白いです!
地獄が舞台なんですけど、閻魔大王をはじめ
貞子、サタン、お岩さん、桃太郎&犬・猿・キジ、牛頭馬頭、ケルベロス、白澤(はくたく)など、
色々な有名人(?)が出てきて、しかもそれぞれ個性的なキャラになっていて楽しいです。
そしてなにより、全編を通じて出てくる
主人公・鬼灯(ほおずき)の冷徹なツッコミが素晴らしい!(笑)
一度ハマってしまうと抜け出せなくなってしまう、独特な鬼灯ワールドであります。

昭和11年の「結核の予防と療養」冊子

「改訂 療養心得」日本結核予防協会/昭和11年発行
「予防と療養 結核真髄」日本結核予防協会/昭和11年発行

両方とも、表紙に「海軍共済組合健康保険部」と書いてありますから、
持ち主様は海軍のかただったのでしょうか。
結核。
現在では過去の病気というイメージですが、
昭和11年当時はさぞ深刻で恐ろしい病気だったのでしょうね。

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