750ライダー 全50巻セット / 少年チャンピオンコミックス

『750ライダー』（ナナハンライダー）は、石井いさみによる日本の漫画作品です。

高校2年生の青春をテーマにした学園漫画であり多くの支持を集め
『週刊少年チャンピオン』（秋田書店）にて1975年から1985年まで連載が10年に渡り続きました。
単行本は少年チャンピオン・コミックスから発売され、全50巻になります。

タイトルにある［ナナハン］とは、公称排気量750ccの大型自動二輪車の日本語における俗称であり
排気量のうち百の位を「ナナ」、十の位を100ccの半分の意味で「ハン」として
合わせてナナハンと称しています。

作者の石井いさみがコミック作家として憧れ、目指し、ときわ荘へ通っていたあの頃、
そこから売れっ子作家だと印象を植え付けるための、ある出来事（戦略）エピソードがあります。
月刊コミック誌の書き入れ時である小中学生が夏休みに入る頃と、そして年末年始の冬休み。
各出版社は臨時増刊特別号を世に送り出すために執筆可能と思われる作家なら
手当たり次第に声をかけまくるという状態。
石井さんはその時執筆の依頼を、ある夏休み増刊号の依頼を片っ端から断ってしまったのだとか。
せっかくのチャンスなのになぜ断ってしまったのかというと、
冬休みに向けた物語を大量に描きためるという作業に取り掛かる準備へ。

そして戦略は的中！書店に並んた゛ほとんと゛のコミック誌の巻頭に名前がことごとく載り、見事に
各雑誌の編集部に超売れっ子、という印象をつけたそうです。

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