男は3語であやつれる!?
カテゴリー/本・古本・古書 現在1位です、どうもありがとうございます! こちらの本を読んでみました(*´艸`*) 「男は3語であやつれる」伊東明/PHP文庫 ・・・一見タイトルからすると、 おべっかを使って男性に媚びたりするのかな??などと思ってしまいそうですが(;^^) 中身を読んでみると、軽妙でユーモラスな文章ながら、 ちょっとした言葉や態度のコツで恋人やご主人との関係が良くなるよう、 心理学の見地からきちんと書かれている本だと思います。 面白かったですし、発見もあり、自分にまだまだ足りないなあと思うことも多々ありました。 少し抜粋して、ご紹介しましょう ———————————————————– (抜粋) 男の心をつかもうと思ったら、とにかくプライドをくすぐること。これにつきます。 本書まるごと一冊、このテーマだけでもいいくらいです。 それほど、これは男性心理の基本中の基本なのです。 たとえば、男性ファッション誌を見ると、「できる男の必勝ノート術」「できる男はイタリア靴」など、 「できる」という言葉が目立ちますよね。 男は「できる男」と思われたいものなのです。「できる」という言葉が、砂漠のオアシスのように、 男の乾いたプライドを心地よく満たしていくからです。 それはなぜでしょうか。しつけ(難しく言うと社会的条件づけ)の要因が大きいのです。 男性は小さい頃から「人に負けるな、勝て、優秀であれ」としつけられていきます。 親からだけでなく、社会全体からそのようなメッセージを明快に・暗黙に受けるのです。 たとえば、男の子の遊びは、たいてい勝ち負けがつく種類のものだし、 マンガも『巨人の星』『ドラゴンボール』『スラムダンク』など、 「勝利」が大きな要素になっているものが多い。 それが女性とは大きく違うところです。女の子は、たとえばおままごとで 「どっちがいいママか決定戦」なんてやりませんよね。 そうやって幼い頃から「負けることは恥ずかしい、できない男は恥ずかしい」という プライドが培われていくのです。つまらないことで競り合おうとしたり、 女性からするとどうでもいいようなことを知っているだけで威張ったりするのは、 そのプライドのなせるわざなのです。 だからこそ、プライドを傷つけられると、女性が想像する以上に落ち込んだり、怒ったりしてしまう。 逆に、プライドをくすぐられると、これまた女性が想像する以上に、喜んだり、 急にやさしくなったりするのです。 (抜粋) ———————————————————– そしてその、男性が喜んだり急にやさしくなったりするという(笑) プライドを上手にくすぐる言葉や態度が、 男性の心理を具体的にひも解きながら色々紹介されております。 なかなか面白いです。 ・・読んでて思ったんだけど、これは女性ばかりなく男性が読んでも役に立つんじゃないかしら。 つまり男性が、例えば上司や同僚などの同性とうまくつきあう際にも、 役に立ちそうな気がしますよよろしければシェアお願いします
2011年11月に投稿した古本出張買取り│くまねこ堂・妻のブログの記事一覧