大正14年の旅行記「象の欠呻」/千葉県市川市、千葉市中央区、埼玉県さいたま市緑区で、 実用書、ビジネス書、ハヤカワポケミス、SF、絶版漫画、青林堂などの本、 ライブDVD、ゲームソフト(ニンテンドーDS)などお譲り頂きました。
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また古くて面白そうな本が色々入ってきたのですが、
中でもワタクシの目は、この表紙の絵に釘付けに!
「象の欠呻」有坂鉊蔵/実業之日本社/大正14年発行
象さん萌え~~!!(;´∀`)ハアハア
これはですねえ、大正14年(1925年)の本なんですよ、今から87年前!
今の感覚で見ても、なんともぽよ~んとして癒し系の可愛い絵ではありませんか、
ステキです!!
(ちなみに1925年といえば、チャップリンが「黄金狂時代」を撮り、
エイゼンシュタインが「戦艦ポチョムキン」を撮り、
三島由紀夫が生まれた年でございます。)
函を外すと、中の本の装丁もこれまたステキですよ。
再びパオ~ン!!(;´∀`)ハアハア
さて、肝心の内容はというと。
てっきり象に関する本なのだろうと期待しながら中身をパラ見してみましたら、
・・・あ、あれ?これっていわゆる旅行記じゃん、
象なんて全然出てこないぞ、なぜ「象のあくび」(;´エ`)??
どうやら、著者の有坂鉊蔵(しょうぞう)さんが、自分のペンネームとして
「小象(しょうぞう)」という字を使っていたようなんですね。
それで、タイトルを象にまつわるものにした、というだけのことのようでございます(笑)
なんだ~、象とは全然関係ないのか~と思いつつ、さらにパラ見をしておりますと、
・・・おや、なんだかこの人すごいぞ、
ベルリンの王宮でドイツ皇帝(!)に会っているし、
大体こんな大正という時代に世界中を旅できるなんて、かなりすごいことだよね
有坂鉊蔵は、東京帝国大学(現・東大)の教授、工学博士にして日本海軍の軍人で、
最終階級は海軍造兵中将。なるほど。
「フェノロサ先生」とか、教科書で教わったような人の名前も登場します、
なかなか面白そうですね
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今日は千葉県市川市、千葉市中央区、埼玉県さいたま市緑区で出張買取でした。
実用書、ビジネス書、ハヤカワポケミス、SF、絶版漫画、青林堂などの本、
ライブDVD、ゲームソフト(ニンテンドーDS)など買い取りました、
どうもありがとうございました。
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