明治の豪商の屋敷に感銘を受け、蓄音器で聴くカルーソーに感激す。/金沢への旅・本編2
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くまねこ堂通信

さて、3日目はあいにくの雨・・・・

けれどもただならぬ気合を入れて今回の旅行に臨んでいるワタクシたち(笑)、
雨も風もなんのその、精力的に観光に回ります。
この日最初に行ったのは、
松任ふるさと館でした。

明治から昭和初期にかけて金融・米穀・倉庫業等で活躍した豪商、
吉田茂平(よしだもへい・1866~1936)という人の私邸で、
とても素敵な日本家屋と庭園になっております。
造園師が12年間毎日(!)通って完成させたとあって、庭園も素晴らしいものでした。
ああ、こんなところに住めたらさぞ素敵でしょうねえ・・・(維持費がものすごいだろうけど!


)

ここは「おえ」です。
おえって何だ??と思ったら、居間のことだそうです。
見学中、学芸員のかたがとても親切に色々説明して下さいました、
おかげさまで楽しかったです、どうもありがとうございました!
その後は目の前にあった
松任中川一政記念美術館に行き、
それから金沢駅に戻り、
百万石通りのあたりを雨にもめげず観光です。
泉鏡花美術館に行って鏡花の妖しい世界を堪能した後は、すぐそばの
金沢蓄音器館へ。

いやあ、ここが本当に素晴らしかった!!

(興奮

)
館内に入ると、見渡す限りズラリと見事な蓄音器コレクションが陳列されております。
蓄音器は時々買取でも入ってきますので、くまきちも熱心に眺めて勉強しておりました。
そして、ここでは「蓄音器聴き比べコーナー(←こちらからウェブでも視聴できます)」という、
実際にいくつかの蓄音器を聴かせてもらえるという催しが1日3回行われているのですが、
・・・いや本当に感動してしまいました、蓄音器の音ってどうしてこんなに懐かしくて優しくて、
心に染み入るんだろう!(TT)
電気も使わず、空気の振動で耳に入ってくる蓄音器の音色と、
電気で、信号をレーザー光線で読み取っているCDの音色、
根本的に何かが違っているのだ・・・としみじみ感じいってしまいました。
大好きなテノール、
エンリコ・カルーソー(1873年 – 1921年)の
”女心の歌”(歌劇「リゴレット」より)のレコードを
館長さんが蓄音器でかけて下さったときは、
感動のあまり思わず涙がこみあげてしまい、
涙がこぼれそうになるのをグッと抑えておりました。
カルーソーの輝かしい歌声を、当時の人たちと同じ音で聴くことができる・・・
まるで時空を超えてタイムスリップしたかのような、素晴らしい数分間でした。
私たちが行ったときは館長さんが蓄音器の説明して下さったのですが、
すごくわかりやすいし面白いし最高でした!

興味深いお話をたくさん聴かせていただきました、
ご親切にしていただきまして本当にどうもありがとうございました!
きっとまたお邪魔させていただきます、今後ともぜひどうぞよろしくお願いいたします

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