象のハンガースト!? /千葉県千葉市稲毛区で出張買取りでした。文学書、語学書、専門書、紀行本、SP盤などお譲り頂きました。
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こちらの本が入ってきました。
「飼い鳥と動物」昭和33年2月号
昭和33年の鳥の飼育などに関する雑誌で、品評会の様子なども載っています。
これは東京の「青山センター」で1957年度に行われた「日本細金絲雀大会」だそうです。
「細金絲雀」だなんて見慣れない漢字ですが
「細カナリヤ」と読むのね。
パラパラとめくっていたらこんな記事を見つけました。
鳥とは関係なくてすみません(笑)
<検事が象のハンガーストをやめさせる>
イタリヤのゼノアで興業中のサーカスの象三頭が、
一ヶ月ほど前から、エサを全然うけつけなくなった。
その原因は、象の飼育係二名が、窃盗容疑で警察にあげられた為とわかった。
そこであわてたサーカスの親方が、検事局へお百度をふみ、二人の釈放を懇願したところ、
検事は「象の命には代えられぬ」と、仮釈放したので、
象は再び長い鼻で、エサを口に放りこむようになったとさ。
めでたし。めでたし。
なんともおおらかで良いですね、
「飼育係二名」も、ゾウさんの純粋さと検事さんの粋なはからいをきっかけに
その後心を入れ替えてくれてたらいいですね
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