三越デパートの歴史を感じてみる /東京都葛飾区で出張買取りでした。

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三越の古い絵葉書が入ってきました!
なんだか私、いまだに「百貨店」とか「デパート」っていうとワクワクしちゃうんだよなあ(笑)
特にこの絵葉書くらいの頃のデパートといったら、豪華で流行の最先端、
あこがれの的だったわけですから、人々のワクワク度も半端じゃなかっただろうと思います。

ハガキの入れ物です。

この絵は、明治時代頃の様子が描かれているのでしょうね。
人力車と馬車が両方走ってますし、洋装の異国人の姿や外灯も見えます。
お店の暖簾には、「三越」ではなく「越後屋」の文字が。

えっ、ESTABLISHED(創立)1673年!? 三越ってそんなに古くからあるの!? 
と驚いてしまいますが、

「店前現銀売り(たなさきげんきんうり)」や「現銀掛値無し(げんきんかけねなし)」
「小裂何程にても売ります(切り売り)」など、当時では画期的な商法を次々と打ち出して名をはせた、
呉服店の「越後屋」(ゑちごや)として創業。
現在では当たり前になっている正札販売を世界で初めて実現し、
当時富裕層だけのものだった呉服を、ひろく一般市民のものにした。
ウィキペディアより)

この江戸時代の「越後屋」という呉服店が、のちに「三越デパート」になったというわけですね。 

うわあ~~素敵だあ!!:hoshi1:

この絵葉書は一体いつ頃の物なんだろう(年の記載がないのでわからないのです)、
このパイプオルガンが手がかりになるかな?と思って調べてみたら、

昭和5年(1930)、世界的に定評のある米国マイテー・ウェルリッツァー社製の
最新式パイプオルガンを購入。電力によって奏する大仕掛けなもので、
メインとソロの2種からなり、全体の間口は8.2m。
当初は7階ギャラリーに設置されていましたが、昭和10年(1935)の本館全館完成時に、
現在の中央ホール2階バルコニーに移されました。
日本橋三越本店の歴史再発見/パイプオルガンより)

絵のパイプオルガンはすでに2階に移されていますから、
昭和10年以降だということは間違いなく。

ちなみに現在でも、10時、12時、3時の1日3回、
オルガン奏者による生演奏が行われているそうですよ、すごい!!
ぜひ聴きに行ってみたいです

 

有名な、エントランスのライオンさん。
この像が誕生したのは大正3年(1914)だそうです、そんなにおじいさんなのか!
入口の奥に一直線に伸びたショーケースが、時代を感じさせていいですね。

 

外観。
隣接する建物の小ささから想像するに、
当時としては相~~当~~大きな建物だったでしょうねえ!
(完成した昭和10年当時は、「国会議事堂」「丸ビル」に次ぐ大建築物だったそうです。
 日本橋三越の歴史再発見TOPより)

車から察するに、昭和20年代後半~昭和30年代前半くらいでしょうか?


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