昭和7年の落書きと、ピアニスト井上園子 /東京都世田谷区と神奈川県横浜市で、ワンピース全巻、ハンター×ハンター全巻、歴史、世界史、中国史、専門書、学術書などお譲り頂きました。
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時々、古い紙物にまじって昔のクラシック演奏会のプログラムなども入ってきて、
眺めるのが楽しいのですが、
・・・・・・・・・・・うっ
落書きすんなやぁぁぁーー(∥゜Д゜)
・・しかしよくいますよね、手持無沙汰に、写真にこういう落書きする人(苦笑)
昭和7年も今も、やることは変わらないんだなあ・・( ゜゜)
指揮は近衛秀麿(1898年-1973年)、上のメガネの人ですね。
そして落書きされてしまっているのは、この日の演奏会でソリストをつとめた
ピアニストの井上園子さん(1915年-1986年)です。
中には無事な写真がありました、ホッ(;´∀`)=3
1926年(11歳!)、ピアニストとして東京でデビュー。
1929年(14歳)、ウィーンにピアニストとして留学し、翌年からエミール・フォン・ザウアーに師事。
1933年(18歳)ウィーン国際音楽コンクールの本選に出場し、ディプロマを受賞。
ウィキペディアによれば、これは国際コンクールでの日本人として
初めての本選出場だったそうです。すごいですね。
ちなみにこのプログラムは1932年(昭和7年)のもの
(新交響楽団の定期演奏会(日比谷公会堂)/1932年9月30日)
ですから、このとき園子さんはまだ17歳なんですね!
この日園子さんが演奏したのは、リストのピアノ協奏曲第1番・変ホ長調です。
戦前の日本の音楽界で将来を非常に嘱望されたピアニストだったそうですが、
まだ30代半ばの若さの頃、病気のために引退なさったのだそうです。
残念ですねえ・・
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今日は東京都世田谷区と神奈川県横浜市で、
ワンピース全巻、ハンター×ハンター全巻、歴史、世界史、中国史、専門書、学術書
などをお譲り頂きました、どうもありがとうございました。
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