浮世絵猫百景~国芳一門ネコづくし /東京都大田区蒲田で、ムック本、Blu-ray Disc、アニメブルーレイ、ブルーレイ-BOX、ゲームソフト(ニンテンドーDS、Wii、Xbox-360、PCゲーム)、声優CDなどお譲り頂きました。
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今日は太田記念美術館に行って、
「浮世絵猫百景-国芳一門ネコづくし」を見てきました。
江戸時代の人々も、今の私たちと同じように猫をペットとして可愛がっていて、
浮世絵にもちょくちょく登場しています。
今回の展覧会では、そんな猫が描いてある浮世絵が大集合しており、
正に猫・ネコ・ねこの猫づくし!
ワタクシの個人的好みによる選抜ですが(笑)、
いくつか絵をご紹介させていただきますね。
まず、今回私が一番グッときた絵はこちらでした!
月岡芳年が、亡くなった師匠・歌川国芳への追善として描いた肖像画です。
国芳は、本図と同様に派手な模様の着物をまとい傍らに愛猫を侍らせた姿で、
作品中に度々自身を登場させていた。しかしいずれも後姿で顔を描くことはなかった。
そうした国芳による肖像画をうけるように、芳年は猫とともに振り返り、
鑑賞者に優しく微笑みかける国芳の姿を描いている。
門弟たちの国芳に対する愛情を伝える作品である。(図録より)
すごくねえ、良かったですよ、見ていてジーンときました(*´`*)
絵に優しさがあふれていて、師匠国芳に対する温かい愛情が
ひしひしと伝わってくるんですよね。
芳年は怖かったり血なまぐさい絵の印象が強いのですが、
こんなに優しい絵もあるんですねえ。
ちなみに同じ太田記念美術館で、2012年10月2日~11月25日に
「没後120年記念 月岡芳年」展が行われるそうです、
うわあ、絶対行こうっと!!
春信の美人画、好きなんですけど、猫もいいねえ~(^^)
猫と蝶の組み合わせは、中国において好まれた吉祥画題の一つで、
長寿を意味するんだそうです。金に赤に、いかにも縁起が良さそうですね。
写真じゃわかりにくいですが、実物は猫の身体が立体的に浮き上がって表現されていて、
実にキレイでした。
最初見た時、思わず顔がにやけて吹き出しそうになってしまいました(笑)
この、まるで落書きのような力の抜け具合、ステキだ!
国芳は天保末期頃から、役者似顔などを用いた戯画を盛んに描くようになる。
本作は一連の戯画の中でも傑作のひとつに数えられる作品。
版画をあえてラフなスケッチ風に仕上げるという着想は秀逸である。(中略)
中央のユーモラスな猫は、弘化四年七月市村座「尾上梅寿一大噺」に登場した
踊る猫を描くものであろう。(図録より)
あっはっはっ!。゚( ゚^∀^゚)σ゚。
可愛いし面白いなあ(笑)
周りの歌舞伎役者さんたちの似顔絵も、きっと似ていて面白いんだろうね。
この絵は22㎝×10㎝ほどの小さい絵なんですが、「売薬版画」といいまして、
江戸時代後期から主として富山の薬売りが得意先へのおまけとして配った
多色摺の浮世絵版画の一つなのだそうです。
養蚕の神として信仰を集めた絹笠(衣襲)明神と、鼠を捕らえる猫が描かれています。
浮世絵もちょくちょくお店に入ってきますのでね、
「こんなのが入ってきたら素敵だなあ~~(*´∀`*)」と夢をふくらませながら
楽しく鑑賞しております(笑)
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今日は東京都大田区蒲田で、
ムック本、Blu-ray Disc、アニメブルーレイ、ブルーレイ-BOX、
ゲームソフト(ニンテンドーDS、Wii、Xbox-360、PCゲーム)、声優CDなど、
ピッカピカのDiscをたくさんお譲り頂きました、どうもありがとうございました!
Blu-ray Discの買い取り、大歓迎です!!
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