ロマンス語とは何ぞや
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5位です(本・読書部門)、どうもありがとうございます!
「ロマンス語」なるものに関する専門書が入ってきました。
「ロマンス語語源辞典」「ロマンス語比較文法」「ロマンス語言語学」「ロマンス語歴史文法」
片岡孝三郎著/朝日出版社
・・・・・ロマンス語??
・・・それはあれかな、
「キッス」(*’з`)

とか 「抱擁」(ノ´Д`)ノ

とか、
ロマンチックな語句ばかり集めて
研究しておられるので!?(;゜∀゜)ハアハア
いやしかし、さすがにそれだけでは
こんないくつもの専門書は出せなかろう・・・(;-_-)??
というわけで「ロマンス語」とは何かを調べてみることにしました。
ウィキペディアによれば、
「ロマンス諸語はインド・ヨーロッパ語族イタリック語派ラテン・ファリスク語群に属する言語のうち、
ラテン語の口語である俗ラテン語に起源をもつ言語の総称である」
(;-_-)??
そこで「ロマンス語言語学」のページをめくってみました。
ははあ、なるほど。
要するにロマンス語とは、ラテン語から分岐した言語のことでして、
そして現在国語としての地位を獲得している「ロマンス語」は、
イタリア語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ルーマニア語、レトロマン語の6つだと、
この本には書かれています。
この6つの他に、たとえば「ダルマチア・ロマンス語」などもあったそうですが、
これは消滅してしまったそうです。
パラパラとページをめくっただけですが、はるか昔の太古の時代から
世界中でたくさんの国や文明が隆盛や統合や消滅などをしてきたのと同じように、
言語もまた世界中で隆盛や統合や消滅などをしてきていて、
その種類の多さにも驚かされました。
言語学・・・これは途方もなく深い世界ですね

ちなみに著者の片岡孝三郎さんという人は、
太平洋戦争の末期に外務省の機密電信室に勤務していた方だそうです。
そして外交再開後に勤務した多くの外国で
意欲的にロマンス語の参考資料の収集に努め、
ロマンス語の研究を本格的に始めたのだそうです。(「ロマンス語言語学」の”序”より)