片付けたいのは奥様、取っておきたいのは旦那様
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こちらの本が入ってきました。
「老前整理 捨てれば心も暮らしも軽くなる」坂岡洋子/徳間書店
ところで買い取りの仕事をしておりますと、
けっこう多くのご家庭で
「片付けたいのは奥様で、取っておきたいのは旦那様」
という図式を感じるのですが(;^^)
この本でもそのことが取り上げられておりました。
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これまで日本のビジネスマンにとって、「家のことは妻にまかせっきり」というのが、
いわば当然で、むしろそのことが肯定されてきました。ですから、夫である男性は、
たくさんの使わない食器が台所に眠っていることも、押入れに何が詰まっているのか、
といった自宅の現状もまず知りません。同時に妻も夫を片付けに巻き込もうとはしないのです。
いざ夫のモノを片付けるとして、男性の持ち物といえば、その代表格はスーツ、
背広それに本です。( (*´艸`*)ウフ♪ )
仕事中心で生きてきた人ほど、洋服の大半は、
スーツとゴルフウェアで、それ以外の普段着はほとんど持っていなかったりします。
いざ、定年退職して、今度そのスーツを着て行くところがあるかと尋ねてみると、
趣味などでいろんな予定をつくって出かけない限りは、基本的にはありません。
ところが「もう着ないなら背広処分してよ」と妻が言っても、夫は結局、
頭の中に会社時代の肩書きが残っていて、背広を捨てることがなかなかできません。
それこそ自分の今までの人生を捨てるような気になるのでしょうか。
極論すれば、丸裸にされるような不安もあるかもしれません。
ですから、整理できない。捨てられない。
かといってそれを整理するのはやはり夫自身でなければいけません。
妻が「もうこんな着ないもの、いいじゃない」と血も涙もなく処分してしまうと、
もしかしたら夫のプライドはズタズタになるかもしれない。
非常に傷つけてしまう可能性があります。
また、本棚につまった大量の本も女性にとっては邪魔なだけ。( (∥゜Д゜)ギャーー! )
男性にとっては愛おしくて手放せないもののようですが、ご夫婦の諍いの種になるようです。
こんなに家族のために何十年も働いてきたのに、ひどい仕打ちを受けた!と、
思われるのかもしれません。
やはりそれらは男性である夫が自分自身で整理して、リスタートを切っていただいたほうが、
より前向きに第二の人生に向かえるはずです。
(抜粋)
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・・・正直、たまに出張買取り先で、
「これ、ひょっとして
ご主人にナイショで処分してるのかナーーー??(;;゜ω゜)」
なんて思う現場もあるようですが(笑)
夫婦仲良く、日頃から一緒に片付けとかできるのが理想ですね
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