明治20年の川崎造船所・製造銘板 /東京都杉並区と世田谷区で、司馬遼太郎、松本清張、文学全集、専門書、哲学書、思想書、文学書、学術書、マンガセット、コミックセット、地上最強の弟子ケンイチなどお譲り頂きました。

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ウホッ!また面白そうな物が入ってきましたよーーー!!8O:hoshi1:

「兵庫川崎造船所 製造 明治二十年一月」

明治20年の製造銘板ですよーーー!!:hoshi1:

明治20年というと・・・
広瀬武夫中佐がまだ海軍兵学校の学生で、
講道館で嘉納治五郎に柔道を教わっていた頃なのね~~うふうふ

さて、「川崎造船所」をググって調べてみましょう。[PC]_ヾ(・∀・ )カタカタ

川崎造船所は、兵庫県神戸市に設立された造船所で、川崎重工の前身にあたります。
創業者は、薩摩出身の川崎正蔵(かわさき しょうぞう、1836年-1912年)。
(川崎って、土地の名前じゃなくて人の名前だったのか~)

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近代造船所の必要を感じていた川崎正蔵は、
1878年(明治11年)に東京の築地に川崎築地造船所を、
次いで1881年(明治14年)に神戸に川崎兵庫造船所を設立した。
当時はまだ和船が重んじられて経営は苦しく、彼は官糖取り扱いで得た利益をつぎ込んだ。

明治政府は1880年(明治13年)に官営工場を民間に払い下げる方針とし、
官営兵庫造船所は1886年(明治19年)になり川崎に払い下げられた。
設備・敷地共に川崎兵庫造船所より優れていたので、
川崎兵庫造船所の機能はこちらに移設され、官営兵庫造船所は川崎造船所と改称された。
ウィキペディアより)

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川崎正蔵が明治19年(1886年)に官営兵庫造船所の払い下げを受け、
そして川崎造船所を設立したのが明治20年(1887年)だそうですから、
おお、これは川崎造船所ができた正にその年に造られた製造銘板ではありませんか!
造船の、そして川崎重工の黎明期に造られたこのプレート、
一体どんな船に付けられていたのかなあと思うとワクワクしてしまいます!

ちなみにこの川崎正蔵さんは、美術品の蒐集家としても大変有名だったそうでございます。

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正蔵は仕事で他家を訪問するごとに、家屋や庭園、さらに床の間の書画、置物、
装飾品にいたるまで、深い注意を払うのを常とし、これがおのずから美術鑑賞眼を養った。
そして、家屋、庭園、美術品は川崎の唯一ともいうべき趣味であり、
自分の大志を励ます何よりの刺激剤であった。

川崎の美術蒐集は、彼の造船業への参入の動機と同じように、
明治時代に生きた人間らしいナショナリズムに基づくもので、
すなわち明治維新後には日本の伝統的な美術品は欧米の美術愛好者のために
輸出されることが多くなり、多くの名品が日本で見られなくなる状態が出現しつつあった。
川崎はこのような伝統的美術品が国外へ流出することを恐れる心情も手伝って、
明治11年に築地造船所の経営に着手したころからおりにふれて美術品を蒐集し始め、
生涯にわたって2000余点の名品を買い集めた。

そして明治18年から着工した神戸の布引の豪壮な本邸内に美術館(長春閣)を建てて、
自分の蒐集した名品を陳列し、一般に公開した。
その所蔵品の中でも、とくに中国の元時代の名画家である顔輝の「寒山拾得二幅対」や、
春日基光画「千手千眼観音」(いずれも後に国宝に指定された)は世間で有名であった。

しかし彼の蒐集した美術品の多くは、後に昭和2年の金融恐慌の際に川崎家が危機に陥った時に、
売却される運命にあった。
 
(ウィキペディアより)

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造船業への参入も、美術収集も、
明治時代らしいナショナリズムに基づくものだったのですね。
しかし生涯にわたってせっかく集めた美術品の多くが売却されてしまったとは・・
残念ですねえ(TT)

 

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今日は東京都杉並区と世田谷区で出張買取りでした。
うち一件は、大変有名な演出家のかたのおうちだったそうでございます8O!!
当店にお声をかけていただきまして誠にどうもありがとうございました、
また機会がございましたらぜひよろしくお願いいたします!

今日は司馬遼太郎、松本清張、文学全集、専門書、哲学書、思想書、文学書、学術書、
マンガセット、コミックセット、地上最強の弟子ケンイチなどお譲り頂きました、
どうもありがとうございました!


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