「道成寺」観世善正・神遊公演 /東京都台東区、調布市、埼玉県吉川市で、宗教学、宗教史、キリスト教、仏教、哲学書、神学、思想書、専門書、学術書、世界の名著、講談社学術文庫、ビジネス書、実用書、江戸幕末史、歴史書、東洋文庫、切手、古銭、お年玉年賀シートなどお譲り頂きました。
カテゴリー/レジャー/能楽
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昨日は、「道成寺」(神遊第45回公演/国立能楽堂)を観にいってきました、
すごく良かったーー!!
シテは観世善正さん。
DVDや本を拝見してファンになり、今回初めて生の舞台を見ることができ、
大変感激いたしました。
すごく良かった・・・
恨みと憎しみを背負った女性の役なのですが、
その情念がぐいぐい迫ってきて見ていて怖いくらいだったのですが、
でもその憎しみの端々から深い哀しみが伝わってくるのです。
顔をあげて鐘を見上げた時や、柱にからみついた時の切なそうな表情・・・
シテ役の人は、顔にずっと能面を付けて演じているわけですから、
本当は表情が変わるはずはないのです。
けれども・・・顔が本当に変わるのです、憎しみ、怒り、切なさ、悲しみ、
シーンによっては一瞬、能面が泣き叫んでいるようにすら見えました。
優れた演じ手によって心が吹き込まれると、
能面の表情はこれほど豊かに変わるのかと、思わず息を呑んで見つめていました。
声も、能面を付けているのに全くくぐもることなくポーンと飛んできてすごいです!
・・余談ですが、善正さんの張りのある美しいテノールのお声を聴きながら、
ついつい「オペラだったらこの役を歌ってほしいなあ」と想像してしまうのですが(笑)
善正さんが「ボエーム」のロドルフォなんて歌ったら、
輝かしくて素敵なのではないかしら~
ワキの森常好さんも素敵でした、声にも姿にもどっしりと安定感があって、懐が深い感じで。
観世元伯さんの太鼓も好き!
・・と色々と見どころ一杯の舞台で、今朝になってもその世界から抜け切れず、
ついつい舞台のシーンを思い出しては仕事中だというのにボーッとしていました
ああ、ステキだ・・・仕事も忙しいですし、お能を観にいくのは月1回ペースにしようと
決めていたのですが・・・2回に増やしちゃおっかなあ?
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今日くまきち(夫)は、東京都台東区、調布市、埼玉県吉川市で、宗教学、宗教史、キリスト教、仏教、哲学書、神学、思想書、専門書、学術書、世界の名著、講談社学術文庫、ビジネス書、実用書、江戸幕末史、歴史書、東洋文庫、切手、古銭、お年玉年賀シートなどお譲り頂きました、どうもありがとうございました!東洋文庫が300冊以上入ってきました、東洋文庫がこんなにまとめて入ってきたのは初めてです、壮観だなあ~
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