千葉県船橋市で、昭和30~40年代の推理小説・ミステリー・探偵・少年もの、初版本、昭和のレトロおもちゃ、ギター(楽器)などお譲り頂きました。
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引き続き、昨日と同じ本なんですけどね、
この話も面白いと思ったのでご紹介しちゃいます!
「【図解】人を魅了する暗示の技術」内藤 誼人
(カナダの心理学者が行った実験)
「学校の試験で失敗したとき、どうやって気を持ち直すか?」という質問を学生達にしたところ、
欧州系の学生達は一様に「自分より成績がよかった人を見る」と答えた。
つまり、上を見ることによって「自分もこうなろう」「もっとがんばれば上に行けるんだ」と
自らを奮い立たせるわけだ。これを心理学的には「上方比較」という。
ところが、アジア系の学生達はまるで違った。
なんと、みんな「自分より成績が悪かった人を見る」と答えたのである。
自分よりも下を見ることによって「まだ下がいるじゃないか」「自分はあそこまで悪くない」
という安心感を得ているのである。心理学的には、こうして下を見て比較することを
「下方比較」という。
これは向上心の問題というより、完全に文化的・風土的な問題で、
別に優劣をつけるべきものではない。ただ、アジアで暮らすからには、
自分が下方比較の文化に生きていることを知っておくべきだろう。
そのため、人をホメるときも上から「よくやった」とホメるのではなく、
相手の下に潜り込んで「さすがですね」と賞賛する方が、ずっと効果的なのだ。
いわば、相手の下に回ることで、相手に「見下す快感」を与え、自尊心をくすぐってやるのである。
(抜粋)
そうなんだーーー 国や文化で、そんな違いがあるとはね!
さらに、
「日本人は競争に不向きな国民性を持っている。
日本人ビジネスマンの尻を叩いて競争させようとしたところで、効果がないということだ。
むしろ、かえってプレッシャーを感じて萎縮してしまう可能性も高い。」
というくだりもあってね。
なるほど・・・もともと日本人は農耕民族で、穏やかで争いを好まない気質なわけで、
今のアメリカ型の弱肉強食的な競争社会は本来そぐわないのかもしれませんね・・
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今日は千葉県船橋市で、
昭和30~40年代の推理小説・ミステリー・探偵・少年もの、初版本、
昭和のレトロおもちゃ、ギター(楽器)などお譲りいただきました。
どうもありがとうございました!
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